● 永積タカシ（ヴォーカル／ギター）
2002年のはっぴいえんどのトリビュート盤に永積タカシとしてソロ参加した頃からハナレグミ名義で活動を開始。アコースティックがメインの、しっとりと味わい深い歌声がモノを言う作風で、2002年から3枚のアルバムを制作し、2005年には早くもベスト盤『hana-uta』を発表している。さらに、2005年にはオオヤユウスケ&原田郁子と結成したコーラス・バンド、ohanaの活動もスタートさせ、ファースト・アルバム『オハナ百景』をリリース。また、他アーティストの作品やコンピへの参加／楽曲提供も膨大で、最近だとCUBISMO GRAFICO FIVEやTHE HELLO WORKSの作品、ビートルズのカヴァー集〈りんごの子守唄〉シリーズに登場している。
● 竹内朋康（ギター）
2005年にMummy-D（RHYMESTER）とマボロシを結成。ラッパーとギタリストというコンビではあるが、ロッキンでファンキーなバンド・サウンドが楽しいこのユニットでは昨年の『ラブシック』を含めて2枚のアルバムを発表し、現在は3作目を制作中。さらに他アーティストのサポートでも忙しく、最近はさかいゆうや244 ENDLI-x作品へ参加し、ツアー・メンバーとしても帯同。さらに椎名純平の新バンド＝椎名純平&The Soul Forceのギタリストとしてもライヴ活動に励んでいる。
● TOMOHIKO（ベース）
さまざまなアーティストを招いてセッションをする不定形ユニット、HEAVYLOOPERSseSSIONを主宰。これまでにSpinna B-ILLやPeace-K、K106のメンバーなどが参加し、ライヴを行ってきた。このプロジェクトでの音源として、柿沼和成（犬式）や渥美幸裕（JAMNUTS）らをメンバーに招き、ヒップホップのクラシックをカヴァーしたコンピ・シリーズ〈FAT LOOP〉がリリースされている。
● 池田貴史（キーボード）
2004年より中村一義率いる100sのメンバーとして活動。スネオヘアーのプロデュース、新垣結衣やアルファらのアルバム参加をはじめ、忌野清志郎のライヴ・サポートなども行う。また、SBDでも発揮されていた実に愉快なキャラクターを生かし、TV番組にレギュラー出演するなど活躍の幅を広げつつ、ソロ・ユニット＝レキシで2007年にアルバム・デビュー。いとうせいこうや中村一義も参加した本作は、歴史上の出来事を取り上げた詞をファンクやヒップホップなど幅広いサウンドで聴かせたユニークな内容となっている。
● 沢田周一（ドラムス）
BUTTER DOG MARKETとしての活動に、他アーティストのサポート仕事を主に行っている。RHYMESTERや高野寛、Nathalie Wise、HALCALIの作品をはじめ、最近では昨年リリースされたファンク熱全開なENDLICHERI☆ENDLICHERI（現244 ENDLI-x）の2作目に参加し、タイトなドラミングを披露している。
▼文中で紹介したアーティストの作品を一部紹介。
