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第28回 ─ GRUNGE

第28回 ─ GRUNGE(2)

連載
Di(s)ctionary
公開
2008/07/10   22:00
ソース
『bounce』 300号(2008/6/25)
テキスト
文/渡辺 貴仁

II それでは実際に聴いてみよう! その1

MELVINS 『Melvins』 Boner/Ipecac(1991)
若き日のカート・コバーンにも多大な影響を与えたグランジの祖。アルバムごとに作風が異なるためどれを推薦しようか悩むところだが、ブラック・サバスとピンク・フロイドがジャムっているような本作は、得体の知れなさ加減を含めてもっとも〈らしさ〉の出ている一枚だ。

NIRVANA 『Nevermind』 DGC/Geffen(1991)
音楽にまったく興味がない人でも、一度くらいはこのジャケを目にしたことがあるだろう。最高にヘヴィーで最高にポップな、完璧すぎるロック・アルバム。グランジ・ムーヴメントの起爆剤であると同時に、当時のロック・シーンを一変させた永遠のマスターピースだ。


MUDHONEY 『Everybody Good Boy Deserves Fudge』 Sub Pop(1991)
ハードコア、パンク、ブルース、サイケといった要素を融合させた危険かつ薄汚ないサウンドは、まさにグランジのイメージそのもの。大々的にスポットライトが当たることこそ少ないが、その絶妙な立ち位置がマッドハニーの魅力でもある。

PEARL JAM 『Ten』 Epic(1991)
ドアーズやニール・ヤングといった60~70年代のロックに根差した音作りは、グランジとは微妙に異なるという見解もある。だが、良くも悪くもニルヴァーナと触発し合いながらムーヴメント興隆に一役買ったのは、まぎれもない事実だ。これは1000万枚のセールスを記録した驚異のデビュー作。

SOUNDGARDEN 『Badmotorfinger』  A&M(1991)
メジャー第2弾となる本作は、ハード・ロックとメタルがビッグバンを起こしながら、〈90年代のツェッペリン〉とも言える異形の音塊を創造した怪盤。ちなみにグランジ作品の発信基地レーベルであるサブ・ポップは、そもそも彼らのレコードを発表するために設立されたんだ!

L7 『Smell The Magic』 Sub Pop(1991)
使用済みの生理用品を観客に投げつけたり、TV番組で下半身を露出したりと、過激なパフォーマンスでも印象深い女子バンド。ド迫力なヴォーカルとメタリックな重低音が織り成すガールズ・グランジ・サウンドは男にも決して引けを取らず……というか、むしろそれ以上。

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