BLOC PARTY 『Silent Alarm』(2005)
加熱する争奪戦に見事勝利し、めでたくウィチタからリリースされることとなった4人組のデビュー作。ニューウェイヴ・リヴァイヴァル・ブームを代表する本作は、予想を上回るヒットを記録! これを機に〈先物買いの達人レーベル〉としてその名を轟かせることとなる。
(白神)
EUROS CHILDS 『Chops』(2006)
ウェールズの至宝、ゴーキーズ・ザイゴティック・マンキのフロントマンによるソロ作。新人発掘だけではなく、こうしたヴェテランの良質な作品もリリースしているところがウィチタのニクイところ! 激サイケでアーシーなサウンドが作り出す独創的な世界は、あまりにも美しい。
(白神)
THE BLOOD BROTHERS 『Young Machetes』(2006)
USのアンダーグラウンド界を揺らすポスト・ハードコア・バンド、ブラッド・ブラザーズの5作目は意外にもここからのリリース。フガジのギー・ピチョットもプロデューサーに名を連ねた狂気乱舞のハイテンション・サウンドに身悶えなさい!!
(白神)
PETER BJORN AND JOHN 『Writer's Block』(2006)
〈口笛ソング〉でお馴染みのスウェーデン発の仲良し3人組がリリースしたこの出世作もウィチタから! 煌めきの青春インディー・ギター・ポップがかなりステキですが、このタイミングで彼らの過去音源を同時にリイシューしてくれたレーベルも相当ステキです。
(白神)
THE CRIBS 『Men's Needs, Women's Needs, Whatever』(2007)
フランツ・フェルディナンドのアレックス・カプラノスをプロデューサーに起用した3作目。双子ヴォーカルによる息の合ったハーモニーと脳天直撃のメロディーはオーディエンスのハートと身体を虜にし、世界にその実力を証明してみせた!
(白神)
BLOC PARTY 『A Weekend In The City』(2007)
前作から2年ぶりに放たれた2作目は、スノウ・パトロールを手掛けた〈美メロの天才〉ことジャックナイフ・リーをプロデューサーに迎えて、脱ポスト・パンクとも言うべき繊細なメロディーを開示。この驚くべきバンドの変化は、常に前進を続けるレーベルの姿とも重なる!
(白神)
SIMIAN MOBILE DISCO 『Attack Decay Sustain Release』(2007)
急成長を遂げたウィチタがロック・シーンだけに留まるわけもなく、満を持して大型エレクトロ・ユニットの初作を投下。リスナーの期待に応えるべく、ロックとダンス・ミュージックの架け橋としてレーベルに新たな方向性を見い出した一枚だ。
(白神)
THOSE DANCING DAYS 『Those Dancing Days』(2007)
現在レーベルがプッシュしているストックホルム発の新人ギャル・バンド。走りまくりの鍵盤とキュートな歌声が印象的な楽曲は、ノーザン・ソウル臭をちょっぴり漂わせた小気味良い仕上がりだ。このEPを聴きながら来るべきアルバムに思いを馳せよう!
(山西)