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第225回 ─ Idlewild

第225回 ─ Idlewild(2)

連載
NEW OPUSコラム
公開
2007/10/11   02:00
更新
2007/10/11   17:20
ソース
『bounce』 291号(2007/9/25)
テキスト
文/小出 斉

せっかくだから、映画「アイドルワイルド」の世界をもっと探ってみませんか!?

というわけで、歌と踊りが満載の「アイドルワイルド」に痺れたら、ここは一発、ステップも軽やかにあの時代にタイムスリップ! 劇中で何曲も流れていたキャブ・キャロウェイは、ズート・スーツに身を包み、〈ハイデ、ハイデ、ハイデホ~〉の掛け声をトレードマークにくねくねと身を捩じらせて歌った、30年代もっともヒップな存在。映画「ブルース・ブラザーズ」でもお馴染みかな。ジャズに裏打ちされた高度な音楽と、おふざけ精神を併せ持った〈ジャイヴの王様〉だ。そのキャブ以上に、シュールな笑いを盛り込むスリム・ゲイラードも、この機会にぜひ!

 メイシー・グレイ演じるタフィに惹かれた人は、ブルースの初期の歴史を飾るベッシー・スミスを。その声は〈家をも揺るがす〉と評されたほど。マヘリア・ジャクソンやアレサ・フランクリンなど、その後の黒人女性歌手の範となった〈ブルースの皇后〉だ。ラスト・シーンのアンドレ3000による歌/ピアノ/タップが気に入ったら、小唄王のファッツ・ウォーラーや、グッと粋なナット・キング・コールなども要チェック。そして、百聞は一見に如かず。DVDの「イッツ・ブラック・エンターテインメント」には前記キャブやウォーラーなど30年代のパフォーマーの動く姿がたっぷり収録。タップ・ダンサーたちの至芸にも痺れてください。

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