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第67回 ─ モデュラー

NEW YOUNG PONY CLUB

連載
Discographic  
公開
2007/09/20   11:00
更新
2007/09/20   16:05
ソース
『bounce』 290号(2007/8/25)
テキスト
文/青木 正之


 イジャット・ボーイズやフジヤ&ミヤギなど、ディスコやロックを縦横無尽に駆け巡るユニークな作品をリリースし、カルト的人気を誇るタークから2004年にデビューした男女5人組、ニュー・ヤング・ポニー・クラブ。NME誌が主催する〈NME New Rave Tour〉へクラクソンズ、CSS、サンシャイン・アンダーグラウンドと共に参加するほか、リリー・アレンのUKツアーにも抜擢されるなど、モデュラーの中でも1、2を争う注目株だ。モデュラーからのファースト・シングル“Ice Cream”、続くセカンド ・シングル“The Bomb”とフロア・アンセム化したヒットを立て続けに発表し、たちまちニュー・レイヴの代表的アーティストに躍進している。

 待望のファースト・アルバム『Fantastic Playroom』では、バンドの特徴であるチープなシンセ、スカスカな音で奏でられたディスコ・ビートによる軽妙なファンク・サウンドを披露。印象に残るフックも曲ごとにバンバン飛び出し、ポテンシャルの高さを改めて実証している。また、キャラの立ったヴォーカリスト、タヒタ・ブルマー嬢のちょっと気怠そうでセクシーな歌唱と、ルーズなグルーヴとのコンビネーションも見事で、バンド・サウンドの中毒性を高めることに成功。ニュー・レイヴ・クイーンとしての貫禄もすでに十分です。シングルではヴァン・シーやDJメディらがリミキサーに起用されており、こちらも要チェキ!