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第63回 ─ オム

第63回 ─ オム(2)

連載
Discographic  
公開
2007/06/28   16:00
更新
2007/06/28   17:39
ソース
『bounce』 288号(2007/6/25)
テキスト
文/櫻井 誠、出嶌 孝次、堀内 幸江

『Derrick Carter + Mark Farina : Live At Om』(2004)
シカゴのヴェテラン・ハウサーであるデリック・カーターと、長年オムを支えるマーク・ファリナによる2枚組ライヴ・ミックス! ハネ系ハウスを聴かせるデリックに対し、さまざまな曲を変幻自在に繋ぐマーク。歓声もライヴ感を盛り上げる。
(堀内)

J. BOOGIE'S DUBTRONIC SCIENCE 『Live! In The Mix』(2004)
レーベルの古参、J・ブギーのライヴ・ミックス盤。ヒップホップを中心にユル~く、モクモクとダビーな雰囲気で、何とも言えない空気を生み出したいい塩梅の一枚です。ナイトメアズ・オン・ワックスなんかに近い雰囲気も感じさせたり。
(櫻井)

『San Francisco Sessions Volume 5 : JT Donaldson & Lance DeSardi』(2004)
JTとランド・シャークことランスの2人によるミックスCD。いわゆるシカゴ系に括られそうなコンビではありますが、グレイハウンド産あたりのディスコ・ダブ好きにもアピールできるちょいユルな雰囲気は要チェック。
(櫻井)

COLETTE 『Hypnotized』(2005)
歌って回せる女性DJとしてお馴染み、オムの看板娘となったコレット初のアルバム。スウィート&アーバン系の歌ものハウスが満載で、スマッシュ・ヒットした“Feelin' Hypnotized”の他、80's世代には懐かしいシェレールのカヴァーも披露してます。
(堀内)

『House Of Om : Kaskade』(2005)
人気のカスケイドが定番シリーズに登場したミックスCD! ディープで美メロ系のハウスをふんだんに盛り込んだ彼らしい展開で、自身の楽曲やリミックス・ワークの他、ラトリス、レイト・ナイト・アラムナイ、チャック・ラヴらのトラックを収録。
(堀内)

『House Of Om Presents Get Salted Volume 1 Mixed By Miguel Migs Salted』(2005)
ミゲル・ミグスが自身の主宰するレーベル=ソルテッド音源を引っ提げて〈House Of Om〉に参戦。彼らしい〈大人のお洒落ハウス〉ミックスで、アーバン系のトラックが満載です。これはぜひ夜に聴きたい一枚!
(堀内)

『House Of Om : Groove Junkies』(2005)
クラブでの一夜を2枚のミックスCDで再現しようという構成。自身の“Just Groovin'”を幕開けに、アカペラを巧みにミックスしてシカゴ系や王道系までを上手くまとめています。東海岸の他レーベル音源も盛り込んでいて、ハウス好きには聴きやすいでしょう。
(櫻井)

『House Of Om : Fred Everything』(2005)
2020ヴィジョンから2枚のアルバムをリリースし、そこのボスであるラルフ・ローソンもお気に入りだというクリエイター/DJのミックスCD。シカゴ系にも通じるハネたビートとウネるベースラインに、否が応でも身体が反応してしまうダンス仕様盤です!
(櫻井)

『Mushroom Jazz Volume Five』(2005)
マーク・ファリナが推進するチルでダウンテンポな看板ミックス・シリーズの第5弾。ヒップホップ主体で毎度の湯加減をキープし、DJスピナやディズ、選者お気に入りのピート・ロックを経て、シメのフォーリン・エクスチェンジへと至る頃にはすっかりヘロヘロ~。
(出嶌)

『Om 10 : A Decade Of Future Music』(2006)
レーベル10周年を記念してリリースされた3枚組コンピ。それぞれハウス、ヒップホップ、クラシックというテーマで分かれており、レーベルの過去と現在が丸わかりとなっています。この幅広さとクォリティーを10年も維持しているなんて……凄い!
(櫻井)

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