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第63回 ─ オム

連載
Discographic  
公開
2007/06/28   16:00
更新
2007/06/28   17:39
ソース
『bounce』 288号(2007/6/25)
テキスト
文/櫻井 誠、出嶌 孝次、堀内 幸江

サンフランシスコより愛を込めて! 10周年を突破した人気レーベルの輝かしい歩みを振り返ってみましょう

 US西海岸を代表するレーベル、オム。10周年目を迎えた昨年には日本でも〈om:tokyo〉が開催されましたが、今年も連続で同イヴェントが行われるなど、ますます絶好調のようです。ここではそんなレーベルの動きを最近の流れと共にざっとご紹介しましょう。

 96年にサンフランシスコで設立されたオムは、そもそも〈Mushroom Jazz〉〈San Francisco Sessions〉などのシリーズを手掛けたマーク・ファリナやDJガースの活躍で初期〈西海岸ハウス〉ブームの中心的存在と目されていました。その後はカスケイドやコレット、ミゲル・ミグスらがヒットを生み出し、新たな支持を集めています。定番シリーズもコンスタントに出しており、特に2005年からスタートした〈House Of Om〉は人気の所属アーティストが続々登場し、安定したシリーズとしてハウス・ファンにはお馴染みですね。また、日本ではカスケイドの異常人気もあってかハウスのイメージが強いものの、実は昔から音の守備範囲は広く、レーベル当初よりダブやヒップホップ作品をリリースしていることもお忘れなく。いずれにせよ、流行り廃りの激しいダンス・ミュージック界で10年もトップ・レーベルとして君臨していることは特筆すべきです。とにかくリリース量の多いレーベルなのですが……スペースの関係もあるので、今回は近年の作品を中心にピックアップしましょう。
(堀内幸江)

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