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第5回 ─ マーシー(真島昌利)のソロ活動

時空を超えて輝き続ける、素晴らしき〈Ho!楽名盤〉との遭遇

連載
Ho!楽探検 タイムマシーン
公開
2007/05/17   22:00
ソース
『bounce』 286号(2007/4/25)
テキスト
文/騎士 昭和

 さ~て、今月もいろんな時代にタイムスリップするから楽しんでね!

まずは70年代のいわゆる〈和モノ〉から。サイケやガレージからボッサにラウンジまで、オシャレでキラーなレア・トラックばかりを集めた激安コンピ『ソフトロック・ヒッピーズ』で踊るも良し、カフェ気分を味わうも良し。クレイジーケンバンドのファンも聴いておくべき一枚だね。続いては、恒例のナイアガラ30周年記念シリーズの最新盤で、大瀧詠一のナイアガラCMスターズ名義での70年代CMソング集。はっぴいえんど解散後に、これでもか!とばかりに新たなポップを創造しようと実験を重ねる様が聴いて取れる、〈サイダー〉の何十種類ものヴァージョンが素晴らしすぎ! お次は、80年代前半の7タイトルがリマスタリング&紙ジャケでリイシューされたEPO。「オレたちひょうきん族」のエンディング曲として有名なシュガーベイブのカヴァー“DOWN TOWN”を収録した、80年発表のデビュー作『DOWN TOWN』で大都会TOKYOのオシャレなアーバン・ライフを想像するのも楽しいよ。シュガーベイブのオリジナル・メンバーで、EPOのバック・バンドやナイアガラ作品でも活躍したギタリスト/プロデューサー、村松邦男のソロ作も紙ジャケでリイシュー。83年発表のファースト・アルバム『GREEN WATER』はセンス溢れるキラめきポップスが眩しすぎる一枚!

 いまでは役者として有名な田口トモロヲが80年代に率いていた伝説的パンク・バンド、ばちかぶりの2枚組ベスト『ナゴムコレクション』も登場。PILやコントーションズばりの虚無的なジャンクからポップ・グループばりの変速リズムによる過激なファンクまで、いまこそ聴きたいサウンドが超カッコいい! また同じナゴム繋がりでは筋肉少女帯が、昨年末の復活ライヴのDVDと同発で2枚組のベスト盤をリリース。さらに、80年代のバンドブーム期から活動を続け、現在でも絶大な人気と影響力を誇るジッタリン・ジンのベスト盤(20曲入り!)も登場!!

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