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第117回 ─ CAEDEの新作から透けて見える音楽遍歴とは?

世界に跨るお気に入りのアーティストたちを、女王様がみずからご案内!!

連載
360°
公開
2007/05/10   16:00
更新
2007/05/10   17:01
ソース
『bounce』 286号(2007/4/25)
テキスト
文/土屋 恵介

LILY ALLEN
彗星の如く登場してUKチャートを席巻した才女。音楽に対する気負いのない姿勢や、そんな彼女に百面相のサウンドを提供したプロデューサーの手腕が発揮された2006年作『Alright, Still』(Regal)からは、CAEDEの姿が透けて見えてきそう。
「とにかくパーフェクト! 音の玉手箱みたい。彼女のいちばん好きなところは声かな。もう、どんな音でも歌ってほしい。それにキャラはカワイイのに、歌い方は大人って感じがするんですよね。毎日聴いてても、〈イイなぁ〉って黄昏ちゃいます」

CSS
今年初頭の来日でも話題を集めたブラジル出身のバンド。ガレージ・ロックとエレクトロをミックスした独自のサウンドが炸裂したデビュー・アルバム『Cansel De Ser Sexy』(Sub Pop)の音世界は、まさに『The Queen Of...』に通ずるところアリ。
「最初はプロモ・クリップで知ったんです。彼女たちの音って、日本の音楽から色が遠くないんですよ。どこか懐かしくて、ダサカッコ良いみたいな(笑)。でも、私もそこを求めてたりもするんですよ。歌も音も相当好きです。センスがメチャかわいい」

!!!
ディスコ・パンクを通過したダンサブルなサウンドにレッチリも一目置いた彼らの最新作『Myth Takes』(Warp)は、CAEDEにとってもお気に入りの一枚のようで……。
「最近KIRIくんとDJを始めたんですけど、!!!はかけます。私もちょっとダークなのが好きなんですよ。彼らにはいろんなサウンドがあって、お気に入りの曲が常にチェンジしちゃうんです。次々に新しい世界を作れるのって凄いですよね」

INTERNATIONAL PONY
コンパクトからのリリースでも知られるドイツのDJコッツェを擁するユニット。2006年作『Mit Dir Sind Wir Vier』(Columbia)で聴かせる、クリック・ハウスからエレクトロ・クラッシュ、そしてクールなエレクトロニカまでもが渾然一体となった音世界がCAEDEの音楽性に与えた影響は大きい!?
「センスのレヴェルが凄く高い。これ、毎日のように聴いてるかも。朝でも夜でも、雰囲気を選ばずかけてられるんですよ。〈10年後も聴いてるだろうな〉って思えるのも凄いな。墓場まで持って行きたいアルバムです(笑)」

ANNIE
ノルウェー出身のエレクトロ・ポップ・シンガー。ウィスパー・ヴォイス満載の2004年作『Anniemal』(679)は、彼女のキュートな魅力が全開の一枚。
「とにかくかわいい(笑)! チャーベと出会って初めてもらったCDなんです。最初、日曜の朝に爆音で聴いたらあまりに良くて、家でずっと聴いちゃったんです(笑)。アニーは、ずっとそのままでいてほしいって声の存在です。声と音の世界がバッチリ合ってるし、そこから宇宙や自然を感じるのは、彼女の力なのかなって」

M.I.A.
ピーチズからの影響や、アート界での活躍などがCAEDEともシンクロ!? 2005年作『Arular』(XL)を経た次作も待ち通しい!
「すべてにおいてのチョイスが、デザイナーって感じ。もともとフォトグラファーだし、歌も写真も自分の世界が崩れてない。本人の強さを感じますね。内戦中のスリランカからイギリスに亡命した彼女のバックボーンとかも関係あるんだろうな。ファッションも大好きだし、いつまでもクレイジーでいてほしい。誰がマネしても超えられない!」

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