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第11回 ─ ニューミュージック

第11回 ─ ニューミュージック(2)

連載
Di(s)ctionary
公開
2007/03/22   12:00
更新
2007/03/22   19:17
ソース
『bounce』 284号(2007/2/25)
テキスト
文/久保田 泰平

2 では、実際に聴いてみよう! その1

五輪真弓 『少女』 アルファ/ソニー(1972)
金延幸子『み空』と並んで、女性シンガー・ソングライターの草分け的作品だね。フォーク的ニュアンスの強い『み空』に対して、本作がニューミュージック的だと言えるのは、本場アメリカ仕込みのフィーリング……というか、タイトル曲ではキャロル・キングがピアノを弾いてるのよ!

井上陽水 『氷の世界』 ユニバーサル(1973)
大ヒットした“心もよう”を聴くだけでも、こりゃもうフォークじゃないな、って。洗練されたメロディーとアレンジ、そしてティン・パン・アレーやサディスティック・ミカ・バンド界隈の錚々たるメンツによる的確なプレイ。このセンスは玉置浩二、奥田民生に引き継がれていくわけで。

荒井由実 『ひこうき雲』 東芝EMI(1973)
ニューミュージックといえばユーミン。彼女がブレイクした頃あたりから〈ニューミュージック〉という言葉も躍り出したような気がするからね。キャラメル・ママの演奏、村井邦彦のプロデュース・ワークもさることながら、彼女が描く世界観は四畳半のアパートからは生まれ得ない。

チューリップ 『TULIP BEST』 東芝EMI(1973)
〈和製ポール・マッカートニー〉を自称する財津和夫が率いるチューリップ。“心の旅”“サボテンの花”といったヒット曲の数々はTVCMソングやカヴァーといった形でたびたび再生されてるよね。よりバンドらしくなった時期のヒット“虹とスニーカーの頃”は名曲だなあ。

中島みゆき 『愛していると云ってくれ』 ポニーキャニオン/ヤマハ(1978)
サウンドの先鋭性ということでいえば、初期の作品は少々時代遅れ感が拭えないものもあったような気がするが、今作は別。情念深いヴォーカルは当時から魅力的だけど、ラジオDJでの面倒見よさそうな甲高い声もファンに親しみを与えていたはず。

尾崎亜美 『ストップモーション』 東芝EMI(1978)
76年の初作『SHADY』が松任谷正隆プロデュースだったこともあって、〈ポスト・ユーミン〉の最右翼として注目された彼女。初のセルフ・プロデュース作となった本作では、ヴォーカリスト、ソングライターに加え、アレンジャーとしても特異な才能を発揮しているんだな。

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