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連載/コラム

第7回 ─ GARAGE ROCK

連載: Di(s)ctionary

掲載: 2006年10月19日 18:00

更新: 2006年10月19日 18:11

ソース: 『bounce』 280号(2006/9/25)

文/吾郎 メモ

さまざまな音楽ジャンルを丁寧に教えてくれる誌上講座が開講! 皆さん、急いでご着席ください!!

Ⅰ ガレージ・ロックの成り立ちと特徴

 ロックを聴く人であれば〈ガレージ系〉なんていう言葉をよく耳にすると思うけど、じゃあ〈ガレージ・ロックっていったい何?〉というのが本講のテーマです。60年代にUKのビート・バンドが大量にUSに紹介されたわけですが、ビートルズよりもローリング・ストーンズやプリティ・シングス、ヤードバーズといったワルな匂いのするバンドに男子からの人気が集中しました。そして、それらのバンドに憧れた少年たちが家のガレージで練習を始めたのが、〈ガレージ・ロック〉と呼ばれるジャンルの由来。それ以降、ワイルドなロックンロールで、かつガレージの中にいるような反響音(ファズなどのエフェクトによってそれを出す場合もあり)を感じさせるものを、総じて〈ガレージ・サウンド〉と言うようになったんです。

 ソニックスやストゥージズのような後にパンクに繋がっていくバンドや、映画「パルプ・フィクション」でリヴァイヴァル・ヒットしたディック・デイルのようなサーフ/ホット・ロッド系のアーティストが出てきたかと思えば、13thフロア・エレヴェーターズのようにサイケ色の強いもの、シャーラタンズ(US)のようなフォーク・ロックを奏でるバンドもいたりと、ガレージにもいろいろあるわけです。一種のバンド・ブームのようなその流れは、ムタンチスを生んだブラジルやヨーロッパ各国(例えばスウェーデンにはアバの前身であるヘップスターズがいますね)を筆頭に、世界中に拡がっていきました。そしてここ日本でも、歌謡曲と融合した〈グループ・サウンズ〉なるガレージ・サウンドが誕生したわけです。目立ったヒットが少なかったり、シングル1枚だけで消えてしまうバンドも多く存在したので音源が出回りにくかったのですが、近年ではようやくCDでも耳にできる機会が増えてきました。

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