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第10回 ─ キミノヒトミニコイシテイル

第10回 ─ キミノヒトミニコイシテイル(3)

連載
ライド音タイム
公開
2006/07/20   02:00
更新
2006/07/20   19:13
ソース
『bounce』 277号(2006/6/25)

オンナのコのロックにまつわるエトセトラ……ってとこかな(達也パパ)【B面】

“とくするからだ” 

  小室ファミリーが日本の音楽シーンを席巻していた最中、このアナログ感バリバリの音は衝撃的だったね。奥田民生プロデュースのもと、華々しくデビューしたPUFFYのファースト・アルバム『amiyumi』(エピック)のオープニングを飾るこの曲は、日比谷野音での10周年ライヴでもオープニングで歌いました。

“ざまぁカンカン娘” 

  80年代終わりのバンド・ブームから出てきた女子バンドは、いま思うとかなりサムイものが多かったような気がするんだけど、GO-BANG'Sはキュートだったし、いまでも有効。現在はベスト盤『GO-BANG'S BEST』(ポニーキャニオン)でしか聴けないのがちょっと残念。オリジナル復刻を乞う。

“ザ・ストレス” 

  レコーディングで十分通用するドラマーでもある森高千里は、実務もこなせるロック・アイドルの優等生。この曲をはじめ、大ブレイク曲“17才”以前のモリタカ作品はなかなか味わい深い。現在は『ザ・ベスト・セレクション・オブ・ファースト・モリタカ 1987-1993』(ワーナー)で聴けますよ。

“キスを止めないで” 

  旬なロック・アーティストを迎えてアルバムを作ったり、専属バック・バンドを全員女子にしてみたり ……ロック・シーンとコミットしながら確固たる地位を築いていた80年代後期のキョンキョン。ちなみにこの曲の作曲は野村ヨッちゃんだぞ。『KYON3~KOIZUMI THE GREAT 51』(ビクター)収録。

“Oneway Generation” 

  キュートなキャラクターと、ロックも歌いこなせる歌唱力を併せ持っていた本田美奈子。その才能はクイーンのブライアン・メイからもお墨付き。パワフルなヴォーカルを活かした〈熱い〉ロック・ナンバーもあるけれど、パパ的にはポップなこの曲。『NEW BEST 1500』(東芝EMI)で聴いてみて。

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