オンナのコのロックにまつわるエトセトラ……ってとこかな(達也パパ)【A面】
“C-hildren”
今回はオンナのコのロック、それもあくまで〈キュート〉なものを選んでみました。ということで、近頃のオンナのコでまず挙げられるが木村カエラちゃん。ロックを普段着感覚で軽やかに着こなしている感じが、聴き手に親近感を与えてるんじゃないでしょうか。最新作『Circle』(コロムビア)は名盤ですね。
“ファンキー・フルーツ”
ご亭主持ちだってキュートなロックは歌えるんです。ジュディマリ時代にくらべると、ソロになってからのYUKIちゃんはわりと重心の低いロックをやっている感じではあるけれど、セカンド・アルバム『COMMUNE』(エピック)に入ってるこの曲からは、ジュディマリ時代のやんちゃぶりもチラリ。
“スイミング”
ロックと深田恭子って水と油のような関係に思われるかも知れませんが、どうしてどうして。こなかりゆが書いた詞曲と、林檎ちゃんでおなじみ亀田誠治のロッキンなアレンジが絶妙です。この曲が収録されているアルバム『Universe』(ポニーキャニオン)以降、歌手としてはごぶさたですけど……待ってます!
“花が散るころ”
高校生シンガー・ソングライターとしてデビューしたhalちゃんの2001年作『ブルー』(ビクター)。この曲では、リズム隊に元ルースターズの面々を迎え、重心の低いロックを演っています。ちなみに同アルバムには、パイロット版ZAZEN BOYSをバックに歌う“6階の少女”という曲も入ってますね。
“愛のロケット”
スウェディッシュ・ポップ花盛りの97年、カーディガンズなどを手掛けたトーレ・ヨハンソンをプロデューサーに迎えて制作された原田知世『I could be free』(フォーライフ)。彼女が20代最後に記した奇蹟の名盤のオープニングを飾ったこの曲は、モッドな匂いを漂わせるポップなロック・ナンバー。