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第9回 ─ Niagara SPRING

春色のナイアガラ・ソングを聴いて、気分もウララカ~(達也パパ)【A面】

連載
ライド音タイム
公開
2006/05/25   22:00
ソース
『bounce』 276号(2006/5/25)
テキスト
文/編集部

“cider '73”
『NIAGARA CM Special Vol.1』(ナイアガラ/ソニー)なんてアルバムがあるぐらい、数々のCMソングを手掛けている大滝さん。パパたちの世代にとっては、三ツ矢サイダーのCMソングだったこの曲に親しんでいた頃から、〈大滝詠一=爽やか〉っていう印象があったんだよね。うん、〈ロンバケ〉より8年前だ。

“Pap-Pi-Doo-Bi-Doo-Ba物語” 
この曲が入ってる大滝さんの『A LONG VACATION』(ナイアガラ/ソニー)は82年のアルバムなんだけど、当時これを聴いているってことが、ものすごくトレンディーだったのよ。とにかくまわりの友達のほとんどが聴いてたってぐらい。そういうレコードって、イマドキはあまりないかもね。

“論寒牛男~LONESOME COWBOY~” 
大滝さんの75年作『NIAGARA MOON』(ナイアガラ/ソニー)は、全体的にニューオーリンズのリズムを強調したアルバムだったのね。さらには、この曲のタイトルにも象徴されるように、言葉遊びもユニーク。のちにウルフルズがスポットを当てたってのも、わかる話だね。

“ペパーミント・ブルー” 
タイトルを聞いただけでも、爽やかな風が頬を伝っているような気持ちになる曲だよね。収録されているのは、大滝さんの84年作『EACH TIME』(ナイアガラ/ソニー)。初夏のドライヴには必携のアルバムだね。パパとママがソーダ水を1本のストローで飲んでた頃を思い出すなあ。

“雨のウェンズデイ” 
大滝さんの曲はとにかくいろんな人がカヴァーしているけれど、パパが大好きな曲のひとつがこれ。大滝さんにも負けない美声を持つMOOMINによるこのカヴァーは、99年のアルバム『MOMENTS』(NeOSITE/キューン)に収録。梅雨の時期の鬱陶しい気分を晴らしてくれるような〈雨ソング〉だよ。

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