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第88回 ─ セニョール・ココナッツと浮気なぼくら。今度の標的は……

近年のアトム盤はこんな感じ

連載
360°
公開
2006/05/18   19:00
更新
2006/05/18   20:39
ソース
『bounce』 275号(2006/4/25)
テキスト
文/石田 靖博

SENOR COCONUT 『Fiesta Songs』 Third-Ear(2003)
セニョール! クラフトワークで世間をニヤつかせたラテン・カヴァーの魔手は定番ポップスへ! ディープ・パープル“Smoke On The Water”、マイケル・ジャクソン“Beat It”など悪意か敬意か不明のラウンジ無礼講!

ATOMTM 『Acid : Evolution 1988-2003』 daisyworld(2004)
セニョール(クドい)! 悪意か批評か憧れか、多様なスタイルを乱発したアトム氏の黒ユーモアセンス炸裂! 88年~2003年までのアシッド・ハウスを1年1曲ずつ収録……という設定で全曲を自作自演した無礼講嘘コンピ!

『Senor Coconut Presents Coconut FM』 Essay(2005)
セニョール! 贋作王がヘヴィー・リスナーであることを思わず証明してしまった、バイリ・ファンキ、レゲトン、クンビアなどなどラテンの珍味ダンス・ミュージックが入り乱れた無礼講選曲コンピ! 世界は広いぞ!

ATOMTM & PINK ELLN 『Live Volumes 2&3』 Logistic(2006)
セニ(略)! 手間暇かけて嘘コンピを作るほどアシッド・ハウスに思い入れのある(たぶん)アトムのアシッド愛がストレートに表現された、ピンク・エリンとの約60分2本勝負の直球王道アシッド・ハウス無礼講ライヴ!