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第51回 ─ トゥルー・ソーツ

連載
Discographic  
公開
2006/05/04   19:00
ソース
『bounce』 275号(2006/4/25)
テキスト
文/編集部

ジャジーでソウルフルでファンキーな完全無欠のグルーヴ・マイスター! クァンティックやアリス・ラッセル、ディーズラーらを擁する、現在のUKでもっとも注目すべきブレイクビーツ本舗をチェックしてみよう!!

 99年にロブ・ルイスがブライトンで設立し、〈jazzbreakshiphopsoulfunkbeatsounds〉なるキャッチフレーズを掲げて活動してきたトゥルー・ソーツ。そのフレーズまんまのサウンドを展開し、第1弾リリースとなったステディの12インチ“Alarming Frequency”(99年)以来、良質のブレイクビーツをマイペースに送り出してきている。頻繁な7インチ・カットで好事家の支持を厚くする一方、サンプラー的なコンピを定期的にリリースするなどしてCDリスナーへの目配せも忘れない彼ら。近年ではバンド形態のアーティストも急増し、いまやその守備範囲は広がるばかりだ。現在の彼らは〈jazzbreakshiphopdrum&bassoulfunkbrokenbeats〉を標榜しているのだが、さて、このキャッチはどこまで長くなっていくのだろうか?

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