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第83回 ─ bounce bookの第2弾〈R&B STANDARDS〉ができましたよ!!

連載
360°
公開
2006/03/02   16:00
更新
2006/03/02   19:22
ソース
『bounce』 273号(2006/2/25)
テキスト
文/大石 始、出嶌 孝次

「bounce book -R&B STANDARDS」ができるまで……こんな内容のガイドブックになっています!

 昨年12月に発刊された、タワレコ発のパンク・ディスクガイド本「bounce book -PUNK ROCK STANDARDS」は、おかげさまで大好評をいただいているようでして……ありがとうございます!! 調子に乗った〈STANDARDS〉編集スタッフは、今回〈R&B〉編を企画、ついでにbounce編集部員を巻き込み、おまけにbounceの誌面までジャックしてしまったのでした。

「〈bounce book -PUNK ROCK STANDARDS〉はサイコーだね! 思わずバズコックスを買い揃えるハメになったよ! で、次もまた何かやるの?」

「次はね……R&B編を作りたいんですよ。ほら、パンク編で何か月も男臭い音楽にばっかり囲まれてたから、次はもう少しエロティックな感じの……」

「R&Bも違う意味でオスの匂いがするけどね……まあ、エロティックなのには大賛成だな」

「となると、どういうのを作りますか?」

「山ほど作品があって、どこから聴いたらわからん!っていう人も多そうだし、92年からスタートするっていうのはどうよ?」

「それは何かの区切りなんですか?」

「まあ、私のハイスクール時代のサウンドトラックといったところだね……」

「ハイスクールって……山奥の高校じゃないですか」

「いや、マジメな話、メアリーJ・ブライジがヒップホップ・ソウル時代の幕を切って落とした区切りってことなんだけど。最新作『The Breakthrough』を聴いてる人は多いと思うけど、そこに至るまでの過程がR&Bの歴史とシンクロする部分も多いし」

「ああ、いいですねぇ! メアリーも僕ら同様に苦労してますもんね……(しみじみ)」

「あなたの★★★体験といっしょにしちゃイカンね」

「(無視して)92年というと、ニュー・ジャック・スウィングが一段落ついた後っていうことですよね」

「いま大物のクリエイターとかがドバドバドバーッて出てきてサウンドがどんどん進化していった時期でもあるわな。ジャーメイン・デュプリとかダラス・オースティン、コリー・ルーニーとか。ということでプロデューサー解説も付けましょう」

「ひと昔前の作品になると、一聴いまのR&Bと違う印象を受けるものもあるかもしれないけど、しっかり一本の線で繋がってるんですね~。おもしろい! それで、その次の時代になるとディアンジェロとかが出てくるわけですか。しっかし彼の腹筋は見事だわ。じゃ、表紙はディアンジェロの腹筋でキマリですね」

「作ってるわれわれの腹筋とは弾力が違うわな。まあ、いまは彼もボヨンボヨンらしいけどな」

「あ、昔のbounceでディアンジェロのおもしろいインタヴュー記事がありましたね。あれももう一度紹介したいな~」

「こんなインタヴューがあったのか。そうやってネオ・ソウルとかティンバランド系とか、アトランタ系とか括っていったらいい感じじゃないの」

「そういえばエリカ・バドゥが来日するし、ローリン・ヒルもフージーズで復活したし……この時代のアーティストはいまもバリバリ活躍してる人たちが多いですね。デスティニーズ・チャイルドがファーストを出したのもこの時期ですか。(ファーストのジャケを見ながら)えっ、どれがビヨンセ?」

「ん~、いちばんアンテナが勃つヤツでしょ」

「なるほど(?)。そういえば、アリーヤとかTLCのレフト・アイみたいに亡くなっちゃった方も多いんですよねぇ。最近R&Bを聴きだした若い方は、生前の彼女たちを知らない人もいるのかもしれない」

「そうだね。いまの子供はいきなりクリス・ブラウン君とかから聴きだすのかもしれないから、2005年の作品までギリギリ網羅しといて、逆にシブいのもこっそり紹介してしまおう」

「それと、ド真ん中なだけじゃない、ちょっとヒネリを加えたところもほしいなぁ。ちょっと畑の違うDJ/クリエイターの方にR&Bを語ってもらうとか。それと、パンク編でもやった〈アーティストのお気に入り盤〉も紹介したいし、それとそれと……」

「うるせえなあ。さっさとやんなさいよ」
(そんなわけで……↓)

『bounce book -R&B STANDARDS』 TOKYO FM 
……ということで出来上がったのがこの本。隠れた名曲を収録したサントラ名鑑や、代表的レーベル/プロデューサー一覧、見逃し厳禁なDVDからラティーノ、西海岸、キッズ・グループ、UKソウル……R&Bファンはもちろんのこと、あらゆる音楽ファンの皆さんにR&Bの魅力をたっぷり伝える仕上がりとなっています。しかも、アノ人やコノ人の愛聴盤もチェックできますよ。

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