SOUNDTRACK
『Sprout』 Brushfire
ジャック・ジョンソン、トミー・ゲレロ、マニー・マーク、マリオ・カルダートJrによる夢のスーパー・バンドが話題をさらった本作。しかし、これまでサーフ音楽の枠では語られることのなかったトータスやヒムもさらっと顔を並べているあたりが今作の肝。シーンの懐深さを思い知らされた一枚。
EMLIE SIMON 『The Emperor's Journey』 Barclay/Universal France
異例の大ヒットを記録した映画と同様、エミリー・シモンが手掛けた「皇帝ペンギン」のサントラも2005年を代表する一枚。ハープやヴィブラフォンなど生楽器を前面に押し出したサウンドは、愛らしくもタフな〈皇帝ペンギン〉の姿を如実に描いていました。
BJORK 『Drawing Restrait 9』 Polydor
マシュー・バーニーの監督作品に妻のビョークが音楽を付けた夢のコラボ作。映画本編が日本を舞台にしているだけに、サントラでも随所に和のテイストが散りばめられています。映画を観ずとも映像が喚起されるのは、兼ねてからヴィジュアルにこだわりを持っていたビョークならでは!
『Charlie And The Chocolate Factory』 Warner Sunset/Warner Bros.
映画音楽界の暴れ馬=ダニー・エルフマンによるミュージカル・サントラ。ティム・バートン作品との相性は言わずもがな、収録曲はファンクからボリウッド調まで、節操のかけらもないクレイジーな内容。2005年どころか21世紀を代表する名盤!