2005年の注目盤!!
DVD MUSIC
CHRIS CUNNINGHAM 『Rubber Johnny』 BEAT
ワープ・フィルムスから日本盤化が実現した記念すべき作品。悪夢の如く脳裏に焼きつく人体をコラージュした映像は、プロモ・クリップ界の異端児=クリス・カニンガムならではの発想。エイフェックス・ツインの音楽とも相性抜群です!
MARC BOLAN & T.REX 『Born To Boogie』 インペリアル
行方不明になっていた伝説の映画が奇跡のDVD化! T・レックスの全盛期を収めた今作は発掘されただけでも大騒ぎなのに、さらに未発表ライヴ映像まで追加収録。劇場公開も行われるという異例の事態を巻き起こしました。
『LIVE 8』 東芝EMI
〈ライヴ・エイド〉から20年――2005年7月に世界規模で行われたチャリティー・イヴェントのDVD。ポール・マッカートニーやデスチャなど、ジャンルを超えて集ったアーティストの豪華さもさることながら、平和への尊い願いは未来永劫語り継ぎたいもの。
DJ BAKU 『KAIKOO/邂逅』 FIVE-D
DJ BAKUがこれまでに触れ合った音楽や人々を〈邂逅〉をテーマに紡いだ映像集。音と共に生きる彼のリアルなライフスタイルが見事に映し出されており、ピュアな音楽ファンを虜にした本作には、MSCやGOTH-TRADなど、東京地下シーンの重要人物もこぞって出演。
『DIRECTORS LABEL ジョナサン・グレイザー BEST SELECTION』 アスミック
人気シリーズの最新版ということでリリース前から話題騒然だった本作。ジャミロクワイ“Virtual Insanity”など彼が手掛けた名プロモ・クリップのほか、ショート・フィルムやTVCMも収録。
BEN HARPER AND THE BLIND BOYS OF ALABAMA 『Live At The Apollo』 東芝EMI
グラミー受賞タッグがふたたびアポロ・シアターで再会! ジョージ・スコットの訃報とほぼ同時期に登場した本作ですが、そんな悲しみを吹き飛ばしてくれる双方の歌力には魂が震えます。忘れ難い一枚!
『PUNK:ATTITUDE』 キング
パンク関連のDVDが数多くリリースされた2005年でしたが、なかでもコレはヤバすぎ! 膨大な数のインタヴュー&ライヴ映像を軸に、NYパンク創成期~現在に至るまでのパンク史をわかりやすく紐解いてくれる一品。お宝映像の応酬に多くのパンクスが涙しました!