こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

NEWS & COLUMN ニュース/記事

第61回 ─ 新時代の到来を予感させるソロ・ビューティーが大集合!!

JEM ビーツ&ベースを愛するウェールズの歌姫

連載
360°
公開
2005/05/06   13:00
更新
2005/05/06   19:16
ソース
『bounce』 264号(2005/4/25)
テキスト
文/冨田 明宏

 UKはウェールズの出身。ビョークやマドンナとの共作で話題を呼び、USのカレッジ・チャートから火が着いた途端にデビュー・アルバム『Finally Woken』で20万枚以上のセールスを記録した、いまもっとも注目を集める女性アーティスト、ジェム。本作で驚かされるのはその高度な作曲能力で、〈陰と陽〉の狭間を巧みに泳ぎながらフレンチ・ポップ、ロック、フォーク、ディスコ、ヒップホップをごくごく自然に、そして自由に織り上げ、極上のポップスに仕立て上げていく。この極めてナチュラルな柔軟性は、2000年代の女性アーティストならではの特性でもある。