---今回のライヴはお二人の方で望まれて実現したと聞いているのですが。
フィル:グラストンベリーでのライヴが終了した時から、ライブのオファーがたくさん来たんだけど、その中にたまたま(プレイしたかった)日本からのオファーがあったんだ。素晴らしい偶然が重なったんだよ。
---日本での初ライブから〈FUJI ROCK FESTIVAL〉、〈ELECTRAGLIDE〉など数々の日本のビッグフェスに出演してきましたが、その間日本の印象はどう変わったでしょうか?
フィル:いつも最高のライヴが出来たんで、印象はそんなに変わってないよ。初来日の時はオーディエンスの反応が本当に暖かくて、地元でやっているようだったね。本当はもっと日本でライヴをやりたかったんだけど、機材の運搬やら問題が多くて、なかなか実現出来なかったのは残念だよ。
---昨日、〈WIRE〉初日はご覧になりましたか?
ポール:僕は行ったよ。今まで野外でやることが多かったんで、(照明やディスプレイなど)こんな未来を感じるフェスは見たこと無かったよ。
---共演するアーティストで見てみたいアーティストはいますか?
ポール:オルター・イーゴだね。あと昨日のアクトだけど、ジョシュ・ウィンクは見たかったなあ。出番が遅過ぎで、今日のために寝なきゃいけなかったから見れなかったよ(笑)。あとジェフ・ミルズ。実は見たことがないんだけど(笑)、みんな良いっていうからすごく楽しみだよ。
---今回時価一千万の機材を持ち込んで10人以上のクルーを引き連れてきてるとと聞いているのですが、今晩のショーはどんな感じになるでしょうか?
フィル:ニュー・アルバム『Blue Album』からの曲と僕らのフェイバリットの曲とファンからのリクエストが多い曲をプレイする予定。ただ今回は一曲一曲を大事にしたいのと、僕らも楽しんでプレイしたいからに繋がずにやるつもりだよ。
---ちなみにご自身の曲でベスト3を選ぶとしたら?
ポール:うーん、選べないよ。曲は自分の子供と同じものだから、普通選べないよね。
フィル:僕も選べないんだけど、敢えて選ぶとしたら“Box”と“Impact”と“Chime”かな。でもこれが必ずしもフェイバリットではないよ(笑)。
---それらの曲は今晩プレイしますか?
フィル:もしかしたら、ね(笑)。