DISC GUIDE(PART 2):オールド・ニンジャの歩みを駆け足でプレイバック!
COLDCUT 『Let Us Play』 (1997)
デッケネのビアフラから、タルヴィン・シンまでゲスト参加。97年、久々にリリースされたコールドカット気合いの一枚は、完成度の高さが話題に。ヘックススタティック制作によるCD-ROM機能も話題になった。(池田義昭)
THE IRRESISTIBLE FORCE 『It's Tomorrow Already』 (1998)
世界でも有数なアンビエントDJであるミックスマスター・モリスのニンジャ・デビュー盤。彼のDJとしての経験も反映された、あくまで気持ちよく、心地よいブレイクビーツ・サウンドが、至福の時を約束してくれる。(池田義昭)
FUNKI PORCINI 『Love,Pussycats&Carwrecks』 (1995)
ファンキー・ポルチーニの人気を決定づけたセカンド・アルバム。このアルバムで、より幅広い層に支持されることに。時代がニンジャに追いつき始めたのは、おそらくこのころだった気もする。(池田義昭)
UP,BUSTLE & OUT 『Light 'Em Up,Blow 'Em Out』 (1997)
ジプシーの血を引く異色のバンドによる、ニンジャからの2枚目のアルバム。音楽に対してのピュアな魂と自分たちの土着感を源にしての、ヴァイタリティー漲るアルバム。非計算が功を奏してジャンルレスをも体現。(池田義昭)
DJ VADIM 『USSR Repertoire』 (1996)
ヒップホップに言葉は無用か!? 独自のヒップホップ道を進むロシア出身のDJ・ヴァディムが放った問題作。先見性の高さと個性の光る次世代ヒップホップの記念作。いまなお、そして今後も色褪せぬであろう普遍さも魅力の一つ。(池田義昭)
CHOCOLATE WEASEL 『Spaghettification』 (1998)
元T・パワーのマーク・ロイヤルによる新ユニットのデビュー盤。ドラムンベースという枠組み、制約を逃れ、行き着いたのは、やはりニンジャ・チューンだった。自由に作り出された摩訶不思議なスパゲッティ・ブレイクビーツ。(池田義昭)
AMON TOBIN 『Permutation』 (1998)
ニンジャからの2枚目のアルバム。その独特なドラムンベースの解釈法は、好評を得た1枚目と何ら変わることなし、音響的深さとビートの鋭さは凄さを増してきている。今後のニンジャを背負うであろう一人。(池田義昭)
※当ペ-ジ中の記事は、1998年11月号のbounce誌中の〈discographic〉に一部加筆・修正を加えたものです。