今年も様々な音楽ニュースが舞い込んできたわけですが、今回は年末企画として2003年の重大ニュースをプレイバック！ まずは、日頃のアクセス数＆編集部の独断から選んだ〈2003年、bounce.com的重大ニュース20〉を。続いて、音楽ニュースサイト・ミュージックマシーンの管理人タクヤさん、音楽ライターのフミ・ヤマウチさんを当編集部に迎えて〈2003年、音楽ニュース振り返りまくり座談会〉をお届けします！
2003年、bounce.com的重大ニュース20～PART 1
・ THEE MICHELLE GUN ELEPHANT解散（8/31）
衝撃のデビューから、キチっとけじめを付けたラスト・ライヴまで、彼らは本当にかっこよすぎた！ 邦楽ロックの歴史に残る存在として、これからも若い世代に聴かれ続けるのは間違いないでしょう。（ヤング）
・ ELLIOTT SMITH、死を悲しむ声が多数寄せられる（10/27）
今年一番ショックだったニュースです。ファンとしては、死んで伝説化してしまうのも不本意だったりします。このニュースでエリオットに興味を持った方には、死に意味を見出すより、素直に彼の音楽に接して欲しいと思います。合掌。（ヤング）
・ GOING STEADY、解散を発表（1/17）
元メンバーのうち３人は銀杏BOYZとしてバリバリ活動しているので、「これも今年だったっけ？」なんて気分に。若者が持つ無力感や衝動をストレートに歌に反映させるミネタの姿は、年上の自分には微笑ましいと思える反面すごくうらやましい。（ヤング）
・ KEMURIの伊藤ふみおが事故に関する声明を発表（10/30）
地方ツアーをしているバンドにとって、こういう危険は常に伴うものなんだということをあらためて知らされました。バンドをしているみなさん、気をつけてください。KEMURIには、悲しみを乗り越えて2004年を奮起してもらいたいです。（ヤング）
・ MICHAEL JACKSON、逮捕容疑に反論! 特設サイトを公開（11/25）
整形疑惑と一緒で、〈本当にやっているのかどうか、本人にしかわからない〉類の話かと。いや、本人もわかっていないのかもしれない（笑）。そっくりさんのこ・まいけるはこの事件を聞いてどう思ったのか、それが気になる。（ヤング）
・ フィル・スペクタ―が殺人容疑で逮捕（2/4）
昔から彼の奇行については数多くの噂が囁かれてきましたが、そういった噂同様、（真実がわからないので）なんとも言えないところがあります。「天才は凡人には理解できない所がある」というのは間違いなさそう。（ヤング）
・ t.A.T.u、来日延期！タモさんと絡めず。。（4/16）
CDリリースからドーム公演まで、結構長いスパンで話題になっていたような気がします。それに比べて同じロシア出身のアイドル、バイアグラは全然話題にならなかったですね。筆者は、〈メンバーが子持ちのセクシーアイドル〉ってところがロシアっぽくて面白いと思っていたのですが……。（ヤング）
・ ＜ボサノヴァの神様＞JOAO GILBERTOの来日公演が発表！（6/27）
何年か前から「今年こそ来る！」と言われていたジョアン・ジルベルト。本当に来日するとは思わなかった。2004年もまたこういった大物たちの来日に期待したいと思います。ところで、ステージ上で寝ていたという話は本当なんですか？（ヤング）
・ TLC、ニューヨークでラストステージ（6/3）
レフト・アイを亡くしたのち、『3D』を最後に幕を閉じたR&Bの革新グループの道程……て、簡単に言うけどどれほどのことかわかってんの!? “Waterfalls”“Creep”“No Scrubs”といった代表曲を披露したというNYでのラストステージはきっとクレイジー!セクシー!クール!だったに違いない。（内田）
・ 岡村靖幸単独公演決定!!!（7/28）
2003年は恋するシンガー・ソングライター・ダンサーが7年ぶりにツアーに凱旋し、革命チックなダンキン・シュートを決めた年として記憶されてる方も多いでしょう。または年末に突如リリースされた石野卓球とのユニット、岡村と卓球名義のヤバイ秘め事チックな濃密世界を覗き見てしまった年としても!（内田）
