愛 WANT YOU!!
幼稚さが逆に楽しさを誘う言葉遊び、ダンス・ポップと歌謡曲の見事な折衷具合には、かのフォルダの大名盤『THE EARTH』と同じニュアンスが! カップリングでは、グロリア・エステファン&マイアミ・サウンド・マシーンの超有名曲“Conga”を情熱的にカヴァー。末恐ろしさを予感させるには十分過ぎるデビュー・シングル。
▼「愛 WANT YOU!!」関連ディスク
だって、女の子なんだもん!
〈ラテン〉と唱いながらも、出だしからWINKを彷彿とさせる欧州的哀愁メロで揺さぶってくるが、サビではガツーンと熱っぽく。タイトル通り〈女の子〉の二面性――お転婆とおセンチ――を表現。カップリング“恋の課外授業”では、本領発揮とばかりにバトゥカーダで上げ上げ。ボンブラのライヴにおける見せ場のひとつ。
▼「だって、女の子なんだもん!」関連ディスク
(ポリスター)、コンピレーション盤『Batucada~The Sound Of The Favelas』(Mr Bongo)
愛のナースカーニバル
ナメたジャケットだと本職の方に言われそうですが、その出で立ちの猥雑さと醸し出すさわやかなお色気は、かのピンク・レディーを彷彿させるもので。となれば、アイドル・ポップ界において、ボンブラのライバルはボンブラしか存在しない? 曲のイナタさが魅力のひとつといえば、ケチャップ娘が存在するが……熱さでは勝ち!
▼「愛のナースカーニバル」関連ディスク