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第6回 ─ ウォーレン・ジヴォン――ジャクソン・ブラウン、ディランが惚れた男

第6回 ─ ウォーレン・ジヴォン――ジャクソン・ブラウン、ディランが惚れた男(2)

連載
Sonically Speaking
公開
2002/12/19   17:00
更新
2003/09/11   13:16
テキスト
文/キース カフーン

ビーチ・ボーイズからチック・コリアまで-多くのアーティストに愛される楽曲

一方、彼の文才溢れる話し振りやブラック・ユーモアも、有名作家のレイモンド・チャンドラーやサム・ペキンパーなどと比較されるほどの優れたものであったが、成功を収めるにつれて不摂生ぶりも度を増し、連なるヒット曲にはアルコール、薬物問題や、結婚危機というおまけまでついてくるようになる。

1980年の作品『Bad Luck in Dancing School』は前作に比べ、やや暗さを帯びたものであった。あのブルース・スプリングスティーンとのコラボ曲「Jeannie Needs a Shooter」が収録されているにもかかわらず、ラジオでもさほど取り上げられることもなく、前作ほどの高い評価を得ることはできなかったのだ。ライブアルバム『Stand in the Fire』も、その粗野で轟かんばかりのパフォーマンス振りでひとつかみのほどのファンを魅了することはできたが、チャートに登場することもなく、新作を期待していたファンの多くを失望させる結果となった。続くアルバム『The Envoy』も、批評家たちの関心を買うまでにはいたったが、売上げはあまり芳しくはなかった。

ジヴォンはしかし、いつも変わらず批評家やミュージシャン仲間のお気に入りの存在でありつづけてきた。彼のレコーディングに参加したことのあるアーティストには、イーグルス、フリートウッド・マック、ビーチ・ボーイズやフィル・エヴァリー、ポール・シェイファー、ワディ・ワクテル、ジェリー・ガルシア、マーク・アイシャム、ジェニファー・ウォーンズ、ボブ・ディラン (彼は最近のライブでは必ず2,3曲はジヴォンの曲を演奏している)、ニール・ヤング、ボニー・レイット、チック・コリア、ジョージ・クリントン、R.E.M.と数知れない。

▼ 文中に登場する、シヴォンの作品をご紹介

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