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第6回 ─ 上原あずみ

第6回 ─ 上原あずみ(4)

連載
キミノヒトミニコイシタイ!
公開
2002/11/14   12:00
更新
2002/11/14   15:31
ソース
『bounce』 237号(2002/10/25)
テキスト
文/ピ~ス!久保田(コイシ隊)

モーニング娘。コンサート・ツアー〈LOVE IS ALIVE!〉in 横浜アリーナをレポート! 題して…… ごっちん卒業おめでとう! キミノヒトミニコイシ鼎談!

 モーニング娘。のコンサート・ツアー〈LOVE IS ALIVE!〉最終日、9月23日の横浜アリーナに行って参りました! なんてったってこの日はごっちんこと後藤真希の、娘。として最後のステージ。そんな特別なステージを鼎談という形でレポートさせていただきます。題して、ごっちん卒業おめでとう! キミノヒトミニ……(上に書いてます)。

鼎談出席者(平均年齢33歳)
ピ~ス!久保田:コイシ隊長。新垣里沙には並ならぬ可能性を感じる、と周囲にふれまわっている。
サナギマン:音楽&格闘技ライター。紺野あさ美の空手の腕っぷしにはただならぬものを感じている。
UCHi-DASH:実家暮らしの公務員。〈セカモー〉からの娘。ファンだが、コンサートは今回が初参戦。

ピ~ス!「今回は、ごっちんが最後ということもあって、開演前から場内の雰囲気が違ったよね」

サナギ「娘。のトランス・ミックスがかかっててさ、それだけでもすごく盛り上がってたし」

UCHi「ギリギリで駆けつけたんだけど、“LOVEマシーン”が鳴ってて、もう始まっちゃったのかなあって、ダッシュしちゃった」

ピ~ス!「あっ、初参戦っぽいね。その時間から“LOVEマシーン”みたいなキラー・チューンやんないって(笑)」

UCHi「いやいや、面目ない」

ピ~ス!「雰囲気違うといえば、最初のMC。メンバーが横イチになってひとりずつ挨拶するのはおなじみだけど、やっぱごっちんのときは違ったね」

サナギ「客席みんな上がってたね」

UCHi「上がってたね。KICK THE CAN CREW的に言うと」

ピ~ス!「ごっちんもさすがで、その空気をちゃんと察知してると思しき態度だったね」

サナギ「みんなの呼吸を読んでしゃべってたよね」

UCHi「この日のごっちんは、終始凛々しかった」

ピ~ス!「この日といえば、タンポポとプッチモニも、この編成では最後のステージだったんだよね」

サナギ「カオリン(飯田香織)とか、ステージに上がった途端に泣き気味だったからね。そしたら、会場が緑と黄色のペン・ライトで染まって……」

UCHi「で、カオリンが〈タンポポがいっぱい!〉ってね」

ピ~ス!「感動的だね」

サナギ「プッチモニもね、気持ちダンスが激しかったような感じだったな」

ピ~ス!「個人的には“青春時代1.2.3!”が聴きたかったなあ……ところで、どのへんで観てた?」

サナギ「アリーナの後ろのほう」

UCHi「僕も。小川(麻琴)のMCで、〈小川っしょい!〉の掛け声をするときは、いっしょになってやりましたよ。あっ、それからMCといえば、高橋の〈……高橋愛でした、イェィ?〉。あの短い〈イェィ?〉が良かったな。彼女はダンスのキレもいいしね」

ピ~ス!「同感!」

サナギ「高橋は汗の量がいいよ。なんでそこまでってぐらい。藤波辰巳並みだね」

ピ~ス!「僕は、観るたびにチャーミー(石川梨華)の存在感に感服するなあ。堂に入ってるというか」

UCHi「あと、紺野(あさみ)の運動神経はナメられないものがありますよね」

サナギ「でも、観てて思ったんだけど、途中、ごっちんが最後だってことを忘れるぐらい淡々と進行してたよね」

ピ~ス!「たしかに、意図的に〈卒業〉をやたら煽り立てる演出はしてなかったよね。だから逆に、エンディングを迎えたときがせつなかったのかも」

サナギ「せつなかった」

ピ~ス!「最終日の夜の部はとくにね」

UCHi「アンコールの“手を握って歩きたい”の途中で、メンバーとのやりとりがあって」

サナギ「あいぼん(加護亜依)が〈写真撮って~〉とか、(保田)圭ちゃんが〈3年前から言ってるけど、しゃぶしゃぶ食べ行こうね〉とか」

UCHi「終演後のごっちんコールもすごかったね」

ピ~ス!「結構長く続いてたよ」

UCHi「100%出てこないっていうのをわかっててもコールし続ける……」

サナギ「この日の夜、横浜の街はファンがあちこちで盛り上がってたみたいだよ。カラオケとかね」

ピ~ス!「ファンのみんなも素晴らしい、人生って素晴らしい!」

サナギ「“I Wish”はごっちんのお気に入りナンバーだからね」

ピ~ス!「じゃあ、われわれも歌いに行きますか! あっ、哲くんも誘おうよ」