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第13回 ─ BADMAN(バッドマン)

レーベル・ディスク・ガイド(2)──バッドマン、とっておきの10枚をご紹介!!

連載
U.S. LABEL GUIDE
公開
2002/06/20   00:00
更新
2002/07/22   16:40
ソース
『bounce』 232号(2002/5/25)
テキスト
文/小林 英樹、畠山 実

JAMES WILLIAM HINDLE
『James William Hindle』
(2001)

ジョン・デンヴァーのトリビュート・アルバムにもひっそり参加していた、イ ングランドはヨークシャーのシンガー・ソングライターのデビュー・アルバム。 アメリカン・ミュージック・クラブのティム・ムーニーも参加して作り上げら れたそのサウンドは、やはりレッド・ハウス・ペインターズやマーク・アイツェ ル、ダコタ・スイートあたりに通じる、人肌を感じさせる温かくて優しい唄心 が溢れてる。グレン・キャンベルとビージーズのカヴァーも収録。(畠山)

LANTERNA
『Elm Street』
(2001)

まさに〈4AD~シューゲイザー・ムーヴメントへのアメリカからの回答〉的展 開をしていたムーン・セヴン・タイムス。アルバム3枚で解散しちゃいましたが、ギタリストのヘンリー・フレインはこのソロ・プロジェクトでバリバリやっ ています。マイケル・ブルック meets ハロルド・バッド……と称されるサウンドは、繊細で幻想的なインストゥルメンタル・ミュージック。この音色だけで〈声〉が聞こえてくる静かなマジックがたっぷり。(小林)

REBECCA GATES
『Ruby Series』
(2001)

サブ・ポップの良心的ギター・バンドだったスピネインズの姫によるソロ作品。 ジョン・マッケンタイア全面バックアップのもと、ソーマ・スタジオで録られ た今作は、姫のハスキー・ヴォイス満開の激ビューティー・エレガンスな仕上 がり。彼女が幼い頃から愛していたというソウル・ミュージックと心地良いエ レクトロニック・エッセンスが、そよ風のように流れていきます。そして、そ の風はものすごく人間臭いの。優しいの。(小林)

MARK KOZELEK
『What's Next To The Moon』
(2001)

10年以上のキャリアを誇る、サンフランシスコの唄心バンド、レッド・ハウス・ ペインターズのフロント・マンによる初ソロ・アルバム。前年にリリースされ たソロEPでは、みずからの新曲とジョン・デンヴァー、そしてなんとAC/DCの カヴァーを披露していたが、ここではさらに全編AC/DC(それもボン・スコッ ト存命時の楽曲オンリー!)。好きですね~。しかし、アコースティック・ギターの弾き語りアレンジで完全にマーク・ワールド!(畠山)

HAYDEN
『Skyscraper National Park』
(2002)

かつてベックなどに続く新世代シンガー・ソングライターとして、アウトポス トからデビューしたトロント出身のヘイデン・デッサー。レーベル崩壊後、し ばらく音沙汰がなかったが、2001年にみずからのレーベル、ハードウッドから 当初100枚限定でリリースされたこの通算3作目となるアルバムで復帰。それを バッドマンがライセンスし、僕らのもとに。かつての激情は達観に変わり、穏やかに、自分なりに歌い続ける覚悟を決めた三十路の男節がここに。(畠山)

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