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黒柳徹子、書き下ろし最新作「トットあした」刊行。永六輔、渥美清、Maria Callas、アラン・ドロン、久米宏、向田邦子、沢村貞子等の「24の名言」で半生を振り返る決定版自叙伝


撮影:下村一喜

黒柳徹子の書き下ろしの最新作「トットあした」が刊行される。

「あなたの、そのままが、いいんです!」――向田邦子、渥美清、沢村貞子、永六輔、久米宏、飯沢匡、トモエ学園の小林宗作校長、そして父……幼い頃から人生の様々な場面で、黒柳徹子が大切に受け取り、励まされてきた「24の名言」。本書は、そんなかけがえのない言葉たちで新たに半生を辿り直した書き下ろし長篇エッセイだ。

小学校を退学になって、ようやく転校できたトモエ学園で校長から言われた「君は、本当は、いい子なんだよ!」から始まり、92歳になっても現役で舞台に立ち続けることができる勇気を貰った杉村春子の言葉まで、「黒柳徹子」という稀有な女性を支えてきた言葉たち。人生の困難や岐路に面した女性への「生きるヒント」に溢れている。

カバーの写真は、1961年、「週刊新潮」の取材旅行で訪れたアメリカで撮影されたもの。黒柳徹子によれば、「セントローレンス海路ができて、大西洋からアメリカのシカゴのミシガン湖に、定期航路として日本の船がどこよりも早く入るということになった。そのミシガン湖に入った飯野海運の船上で、シカゴの市長に東京都知事からのメッセージを渡すのに、テレビ女優第1号としてテレビに出始めた私が、当時アイドルのようだったので(!)、その役目をする事になった」と言う。 その後、ユニセフの親善大使として何十ヶ国も訪問する黒柳徹子だが、このときが初めての海外だった。

本書のタイトルは、黒柳徹子が少女時代から愛読してきたマーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」(あの有名な映画の原作本)の末尾、主人公のスカーレット・オハラのセリフ、「だって、あしたはまた、新しい一日が始まるのだから」から取られている。

 

▼書籍情報

黒柳徹子
「トットあした」



カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2025年06月20日 16:30