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Bob Dylan(ボブ・ディラン)、11月15日リリースの『The Complete Budokan 1978』より未発表トラック“The Man In Me”日本語字幕ver公開

Bob Dylan

Bob Dylanの初来日公演、1978年2月28日、3月1日、日本武道館での伝説の2日間を完全収録した『The Complete Budokan 1978』が11月15日にリリース。このたび、同作より1978年のオリジナル版には未収録だった未発表トラック“The Man In Me”の日本語字幕バージョンが初公開となった。

Bob Dylan - The Man in Me | ザ・マン・イン・ミー (日本語字幕ver)

“The Man In Me”は1970年発表アルバム『New Morning』に収録されていた歌で、AL KOOPER、David Bromberg、Charlie Daniels、Russ Kunkelといったミュージシャンをバックに録音。歌の最初と最後の「ラララ」を耳にすると、ありきたりなコーラスながら不思議と伝染性がありなんとも楽観的な気持ちにさせる。歌詞が妻であったサラに捧げる美しい愛の宣言のように描かれているところもあるからだろう。そして歌からは静かな自信めいたものを感じ取れるできあがりだ。

ライヴで初めて演奏したのは1978年2月20日の武道館公演だったが、そのときの日本ツアーで録音された3月1日の演奏が世界初披露されている。ライヴでは『New Morning』に収録のオリジナルとはアレンジと歌詞の部分でだいぶ異なっており、この歌の大きな特徴だったコーラスの「ラララ」はなく、歌詞も変えられている。歌詞で大きく変わっているところは2ヶ所あるのだが、驚くのは以下の行だ。

オリジナルでは「The man in me will hide sometimes to keep from bein’ seen / But that’s just because he doesn’t want to turn into some machine(ぼくの中の男は見つからないようにと隠れることもあるだろう / でもそれは何かの機械みたいになりたくない、ただそれだけの理由からなんだ)」の行が、このライヴでは「I know you got a husband, husband of your own / But I can’t turn you loose if you can’t leave me alone」と歌われる。

「わかってる、きみに夫がいることは、でもおれを一人にできないのなら、おれもきみを放せない」と不貞、不倫の内容に様変わりしているのだ。道ならぬ恋に落ちたのか……「おれの中の男」と題されたこの歌を佐藤良明翻訳の歌字幕で想像をたくましくして聴いてほしい。

 

▼リリース情報
Bob Dylan
CD/LP
『The Complete Budokan 1978』
11月15日(水)リリース


■特典あり
先着で「ポストカード」をプレゼント!
※特典満了次第終了とさせていただきます。


LP
『Another Budokan 1978』
11月15日(水)リリース


■特典あり
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※特典満了次第終了とさせていただきます。

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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2023年09月21日 20:30

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