ROBERT WYATT、サックス&ヴァイオリン奏者とのコラボ作品を発表

カンタベリー・ロックの伝説的バンドであるソフト・マシーンのドラマーとしてシーンに登場し、事故のため下半身不随となった後もシンガーとしてマイペースに活動を続けるUKのヴェテラン・アーティスト、ロバート・ワイアット。彼がサックス奏者のギルアド・アツモンとヴィオリニストのロス・ステファンとのコラボ・アルバム『For The Ghosts Within』を10月11日にリリースすることがあきらかとなった。

ワイアット・アツモン&ステファン名義でUKのドミノから発売される本作には、ワイアットのペンによるオリジナル曲を筆頭に、“Round Midnight”や“In A Sentimental Mood”などのスタンダード曲のカヴァーを含む全11曲を収録。ヴァイオリンとアルト・サックスが織り成す艶やかなアンサンブルにワイアットの淡い歌声と口笛が絡む、楽曲自体の魅力を引き立てた美しい作品に仕上がっている模様だ。トラックリストは以下の通り。

過去にもブライアン・イーノからホット・チップまで、多彩なアーテストとのコラボレーションを展開してきたことで知られるワイアット。今回の作品もエヴァーグリーンな名作となることは間違いないだろう。

〈WYATT, ATZMON & STEPHEN 『For The Ghosts Within』収録曲〉
1. Laura
2. Lullaby For Irene
3. The Ghosts Within
4. Where Are They Now
5. Maryan
6. Round Midnight
7. Lush Life
8. What's New
9. In A Sentimental Mood
10. At Last I Am Free
11. What A Wonderful World