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斉藤和義、映画「ゴールデンスランバー」で初の音楽監督を担当! THE BEATLES“Golden Slumbers”のカヴァーが主題歌に


 今年9月に発表した最新アルバム『月が昇れば』が好評のなか、サントリーとタワーレコードによる新キャンペーン〈NO MUSIC, NO LIFE. NO MUSIC, NO WHISKY.〉にも登場して、大人のアーティストとしての魅力をアピールして見せた斉藤和義。彼が2010年1月30日より公開される映画「ゴールデンスランバー」で、初の音楽監督を務めることがあきらかとなった。

映画「ゴールデンスランバー」は、人気作家の伊坂幸太郎による〈山本周五郎賞〉受賞小説を実写化した作品。監督は、これまでにも「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」といった伊坂作品でメガホンを取ってきた中村義洋が担当しており、斉藤が同コンビの作品に関わるのは前作「フィッシュストーリー」に続いてのことになる。「フィッシュストーリー」ではエンディング曲や劇中バンドのプロデュースなどを手掛けていた斉藤だが、本作ではテーマ曲はもちろんのこと、劇中の音楽もすべて彼が担当。主題歌はビートルズ“Golden Slumbers”のカヴァーで、エンディング・テーマには彼が1997年に発表したシングル曲“幸福な朝食 退屈な夕食”のセルフ・リメイク版を提供しているとのことだ。斉藤は今回の挑戦に関して以下のようにコメントしている。

「映画の規模も大きいと聞いてたし、出演者の皆さんも豪華だし、責任重大だって感じましたね。サントラってずっとやってみたいと思ってたことだから、声をかけてもらったときは〈いいんですか!?〉って思ったけど、ぜひぜひってことでやらせていただきました。まだラフの段階の映像を観ながら、監督とイメージのすり合わせをしてスタジオに入り、ひとりでやってみたりバンドを集めてジャムってみたり。監督もレコーディングに立ち会ってくれて、その場でどんどん決まっていく感じですごくやりやすかったですね。なんせ、映像観ながら演奏するってのも初めてだったので、おもしろかったっす」。

また、主演の堺雅人は、斉藤の音楽について「ビートルズの原盤『Abby Road』では、メドレーのなかの橋渡しのような使われかたをしているこの曲ですが、斉藤さんの歌を聴いて、独立した曲として人を感動させる力を持っているのだなと思いました」と、語っている。

なお、これらの映画で使用されるナンバーと、劇中のインスト曲の一部に歌詞を付けた楽曲が、2010年1月にCD化される予定。斉藤のファンはもちろんのこと原作のファンだという人も、一体どのようなサウンドに仕上がっているのか、いまから発表を楽しみに待とう!




掲載: 2009年11月11日 10:00

更新: 2009年11月11日 10:14

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