北欧ハウス・シーンの雄、RASMUS FABERがアニメ・ソングの名曲をジャズ・カヴァー! 豪華企画アルバム『Platina Jazz -Anime Standards Vol.1』が登場
“Ever After”や“Come With Me”などのフロア・ヒットで知られ、〈美メロ・ハウス〉ブームの立役者としてここ日本でも絶大な人気を誇るスウェーデン出身のDJ/クリエイター、ラスマス・フェイバー。彼が北欧最高峰のジャズ・ミュージシャンと共に日本のアニメ・ソングをカヴァーした豪華企画アルバム『Platina Jazz -Anime Standards Vol.1』が11月25日にリリースされる。
バリトン・サックス奏者のグンナール・ベリィステーンを父に持ち、ジャズ・ピアニストとしてアーティスト活動をスタートしたことでも知られるラスマスだが、そのジャズと並んで彼が音楽的なルーツとして挙げているのが実は日本のアニメ。彼特有のドラマティックかつ流麗なハウス・サウンドには、「オネアミスの翼」の坂本龍一や「マクロスプラス」の菅野よう子らに受けた影響が色濃く出ているという。
そんな彼が長い期間をかけて作り上げたという本作では、100曲以上の候補のなかから「天空の城ラピュタ」や「新世紀エヴァンゲリオン」「凉宮ハルヒの憂鬱」といった人気アニメの楽曲を全18曲セレクト。ドイツの名門クラブ・ジャズ・レーベル、コンポストに所属するクープのメンバーをはじめ、ラスマスが「ビル・エヴァンスの再来」と絶賛するジャズ・ピアニストのマーティン・パーソンや実父のグンナール、“Ever After”のヴォーカルを担当したエミリー・マクイーワンなどの実力派ミュージシャンが、アニソン屈指の名曲を最先端のヨーロピアン・ジャズへと再構築した、かつてない組み合わせの作品に仕上がっている模様だ。
ラスマスも、「2つのジャンルを橋渡しするような、溝を埋めることのできるような作品になるといいなと思って作ってきたよ。結果、アニメ音楽を、ジャズというジャンルの持つタイムレスな形式にうまくアレンジできたと思うので、僕が楽しんで作ったように、皆さんもこのアルバムを楽しんでもらえたら嬉しいな!」と、自信を持って語っているように、アニソンとジャズの見事な融合が期待できそうな本作。ジャケットのアートワークは、「交響詩篇エウレカセブン」のキャラクター・デザインを担当した人気アニメーターの吉田健一が担当するなど、徹底した作り込みが成されているので、ラスマスのファンはもちろんのこと、アニメ好きもこの機会にぜひチェックしてみよう!
〈『Platina Jazz -Anime Standards Vol.1』収録曲〉※カッコ内は作品名
1. “ハレ晴レユカイ”(「涼宮ハルヒの憂鬱」)
2. “ハッピー☆マテリアル”(「魔法先生ネギま!」)
3. “Genesis of Aquerion” (「創聖のアクエリオン」)
4. “星間飛行”(「マクロスFrontier」)
5. “水の証”(「機動戦士ガンダムSEED」)
6. “コスモスに君と”(「伝説巨神イデオン」)
7. “君をのせて”(「天空の城ラピュタ」)
8. “そらのむこう”(「ひぐらしのなく頃に解」)
9. “時の記憶”(「僕の地球を守って」)
10. “Thanatos - If I Can't Be Yours - ”(「新世紀エヴァンゲリオン」)
11. “オネアミスの翼”(「オネアミスの翼」)
12. “光の天使”(「幻魔大戦」)
13. “リンゴの森の子猫たち”(「スプーンおばさん」)
14. “炎のたからもの”(「ルパン三世 カリオストロの城」)
15. “ガーネット”(「時をかける少女」)
16. “DOLL”(「ガンスリンガー・ガール」)
17. “空へ…”(「ロミオの青い空」)
18. “VOICES”(「マクロスプラス」)







