カリフォルニア発のピアノ・エモ・バンド、WAKING ASHLANDが解散を発表
デビュー・アルバム『Composure』が〈ジミー・イート・ワールドを超える逸材〉と評され、今年3月にリリースしたセカンド・アルバム『The Well』でも美麗なピアノ・ロックを聴かせてくれたウェイキング・アッシュランドが、解散を発表した。〈myspace〉内のブログにおいて、メンバーのジョナサン・ジョーンズが現在の心境とメンバーそれぞれの今後について綴っている。
解散の理由は、バンドの方向性に対するメンバー間の意見の相違。
そして今後の活動だが、まずジョナサンはプロデューサーのマイケル・ロサスと共にソロEPを制作中で、発売日は未定だが“An Angle”と“Its Like Love”の2曲を発表する予定。その後はジョー&ダンとの3人で新バンド=オーナー・ロールを立ち上げるとのこと。双方の音源は〈myspace〉上にアップされるらしいので、要チェックだ。また、ライアンも近々サイト上に新曲をアップする予定があるとのこと。
以下は、〈myspace〉に投稿されたジョナサンからのメッセージ。解散は残念だが、いまはメンバーそれぞれの新たな展開を楽しみにすることにしよう。
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みんな久しぶり。しばらくニュースをアップデートしてなくてごめんね。
単刀直入に言うけど、実はウェイキング・アッシュランドは解散することになったんだ。
これまでに僕たちは、一度も立ち止まらずに3年間ツアーし続けてきた。
その中で、バンドの方向性に関してどうしても相容れない部分が出てきてしまって、最終的に、ウェイキング・アッシュランドとしてこれ以上やっていく意味がないという結論に至ったんだ。
こんな形にはなってしまったけど、僕たちは今までサポートしてくれたすべての人たちに感謝の気持ちを伝えたい。ライヴに来てくれた人、家に泊めてくれた人、CDを買ってくれた人、グッズを買ってくれた人、色々な形でWaking Ashlandを支えてくれたみんな、本当にありがとう。
君たちがいなければいまの僕たちはなかったよ。
君たちが好きになってくれるような音楽を作れたと信じているし、これからもウェイキング・アッシュランドの音楽を好きでいて欲しいと思う。
メンバーは皆、違う方向に向かっていくけど、それぞれ音楽は続けていくし、きっと君たちのもとに届くはずさ。
僕個人としては、今、プロデューサーのマイケル・ロサスと一緒にロサンゼルスのスタジオに入ってソロEPを作っているんだ。
僕自身もこの作品が出来上がるのがとても楽しみ。早く君たちに聴かせたいと思っているよ。
新曲は〈myspace〉にアップする予定だよ。
現時点では発売日は未定なんだけど、西海岸でのツアーが終わり次第すぐに“An Angle”と“Its Like Love”の2曲を発売する予定だから楽しみにしてて。
その後は、新たなバンド〈オーナー・ロール〉をスタートさせるんだ。
持ち曲もかなりあって、ジョーとダンと僕の3人は、8月22日からアルバムのレコーディングのためにスタジオに入る予定さ。
10月にはアメリカ・ツアーも予定しているし、11月には日本へも行けると思う。
このプロジェクトもとても楽しみ。君たちに聴かせられる日を待ちきれないよ。
デモ音源は〈myspace〉にアップしていくからチェックしてね。
ライアンもそろそろウェブ上に新しい音源をアップすると思うので、そっちもチェックしてね。
元メンバーのうち一人でも動きがあったら、なるべく君達に漏らさず伝わるよう、メンバーみんなで協力していくから今後のニュースは以下のサイトでチェックして。
最高の思い出をありがとう。
ジョナサン・ジョーンズ







