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1月23日~1月29日のタワレコ渋谷店チャートは東京事変、安藤裕子、VOLA&THE ORIENTAL MACHINEなどが登場

半数の5作品が初登場作品となったタワレコ渋谷店総合アルバムチャートベスト10。ゆずに代わって首位を奪ったのは東京事変のセカンド・アルバム『大人(アダルト)』。一部メンバー交代を経た第二期東京事変のヴァージョンアップした姿を露にする本作は、ジャズ、ボッサ、ロック、歌謡曲など幅広い音楽性が高速回転するアレンジで表現された高度かつプログレッシヴな内容。より生々しさを増した椎名林檎の歌詞にも注目です。3位はbounce1/2月号の表紙にも登場した安藤裕子のセカンド・フル・アルバム。女性シンガー・ソングライターの新しい形を提示する彼女の存在は、数々のCMソングなどでジワジワと浸透。本作はそんな期待値に充分に応えるキュートかつ濃密な内容となっており、表情豊かな歌声の魅力は多くのリスナーを捕えたようです。4位は、モーツァルト、ヘンデル、バッハなどを収録したクラシック・コンピ盤が異例のヒット。朝のBGMにもどうぞ。5位はブラジル音楽界の巨匠、セルジオ・メンデス約10年ぶりの新作。ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムのプロデュースも話題を集め、ヒップホップのリズムとブラジル音楽特有の豊穣なメロディーが融合した折衷感覚に溢れた内容です。11位の湯川潮音、13位のコールドカットにも注目!

一方J-INDIEチャート。こちらは先週に続いてZAZEN BOYSが首位を堅守。2位にはこちらも元ナンバガ、アヒト・イナザワが率いる新バンド、VOLA&THE ORIENTAL MACHINEのファースト・アルバムが登場(総合でも7位!)。アヒトのヴォーカルとギターを中心として、フランツ・フェルディナンド、ストロークスなどと共振するニューウェイヴィーかつシャープなロック・サウンドが刺激的な本作にも熱い支持が集まっています。3位はhare-brained unityのファースト・フル・アルバム。総合チャートでも15位に初登場と好発進を記録した本作は、ダンサブルかつニューウェイヴィーなロック・サウンドがライブハウス・シーンで話題を得ている彼らの真骨頂を伝える内容。ディスコティックな4つ打ちを基軸にしたスタイルにノスタルジックかつ切ない歌が乗る〈ヘアブレ〉人気が増々広まっていきそう。

・タワーレコード渋谷店総合チャート(1月23日~1月29日)
1. 東京事変『大人(アダルト)』
2. ARCTIC MONKEYS『WHATEVER PEOPLE SAY I AM, THAT'S WHAT I'M NOT』
3. 安藤裕子『Merry Andrew』
4. Various Artists『エレガンス・クラシック 5:モーニングBEST』
5. Sergio Mendes『TIMELESS (+BT)』

→6位以降はこちらから

・タワーレコード渋谷店J-INDIEチャート(1月23日~1月29日)
1. ZAZEN BOYS『ZAZEN BOYS III』
2. VOLA&THE ORIENTAL MACHINE『WaIting For My Food』
3. hare-brained unity『2000'S★★★★★DISCO』
4. ELLEGARDEN『SPACE SONIC』
5. NATSUMEN『NEVER WEAR OUT yOUR SUMMER xxx !!!』

→6位以降はこちらから

掲載: 2006年01月31日 19:00

更新: 2006年01月31日 19:07

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