〈セレブ＝下世話〉の公式を突っ走るジェシカ・シンプソン（from EVERYWHERE）

　初主演映画「The Dukes Of Hazzard」の全米公開を機に、またまた一段とセレブ度をアップさせているジェシカ・シンプソン。まずはその主題歌に話題騒然。歌っているのはもちろんジェシカ自身で、“These Boots Are Made For Walkin'”というナンシー・シナトラの大キッチュ・ソングを大御所ジャム&ルイスがカントリー風にアレンジしちゃったという、ブッ飛びまくりの珍妙リメイクなのだ。そのプロモ・クリップがこれまた激ヤバで、映画の役になりきったジェシカがビキニで洗車するという超エロキワ路線。ヘヴィー・ローテーションになったのは当然ながら、キリスト教団体からは批難の声も上がっているほど。せっかく映画のために絞り込んだ自慢のバディを見せて何が悪いの!と本人が言ったかどうかは知らないが、ジェシカのワークアウト・ビデオも近々発売の予定。どうやら下世話なビジネスもへっちゃらの様子だ。他にもクロージング・ブランドや靴のブランドの立ち上げで精力的に動いている彼女。もちろん11月にリリース予定のニュー・アルバム『And The Band Played On』も完成間近で、レコーディング・スタジオへと足繁く通うジェシカ・ファッション（超オシャレ）が連日のようにタブロイド紙を賑わせております。整形疑惑や離婚疑惑も何のその、セレブ・パワー全開のジェシカ。あとは旦那のニックさえがんばってくれれば……言うことナシってとこですかね。（レポート／村上ひさし）