7月25日~7月31日のタワレコ渋谷店チャートはSMAP、STEPH POCKETS、曽我部恵一などが登場
初登場作品は4作品ながら、変動は微妙に激しいタワレコ渋谷店総合アルバムチャートベスト10。先週首位のスキマスイッチをかわしたのは当然のごとくSMAPのニュー・アルバム『SAMPLE BANG!』。メンバーのソロ楽曲を収録したディスク『HIGH!BANG!』、海外の精鋭クリエーター達がSMAPのヒット曲をリミックスする『KAIZOKU BANG!』の2枚のボーナス・ディスクの付いた豪華な3枚組アルバムとなっております。8位はカリフォルニア発のシンガー・ソングライター、ジェイソン・ムラーズのセカンド・アルバム。極上のメロディーラインを生み出すソングライティングの巧さとヴォーカル表現の豊かさ共々文句のつけようのない出来です。コールドプレイ、SLIME BALLなどもジワジワと順位を上げておりますが、なかでも目立つのは11位から4位にランクアップしたステフ・ポケッツ。本作はボブ・マーリーを父にもつ女性実力派アーティストである彼女のセカンド・アルバム。フィリー産らしい、オーガニック・グルーヴのうえでヒップホップ、レゲエ、ソウルなどが絶妙に融合された心地よくもハイセンスなサウンドを披露しています。
一方J-INDIEアルバム・チャート。2週連続首位のZAZEN BOYSをかわして首位に飛び込んだのは総合でも9位と大健闘している曽我部恵一のニュー・アルバム『ラブレター』。前作『STRAWBERRY』の延長線上にあるラフなロックンロール・モードが全編を貫徹しつつ、12曲それぞれの主人公の生活がヴィヴィッドに浮かび上がる映像的な作品でもあります。メロウな作風も相変わらずのクォリティー。2位には総合でも10位に登場したスケルトンズのセカンド・アルバム。NATSUMENのAxSxEをプロデューサーに迎え、痛快無比なギター・サウンドを展開しております。マジなのか人を喰ってるのかよくわからない曲名などの反骨精神も憎めない魅力です。9位にはKaoru Inoueのニュー・アルバム『THE DANCER』が登場。ダンス・ミュージック・ファンはマストです。
・タワーレコード渋谷店総合チャート(7月25日~7月31日)
1. SMAP『SAMPLE BANG!』
2. SLIME BALL『SLIME BALL』
3. スキマスイッチ『空創クリップ』
4. Steph Pockets『FLOWERS』
5. ケツメイシ『ケツメイシ4』
→6位以降はこちらから
・タワーレコード渋谷店J-INDIEアルバム・チャート(7月25日~7月31日)
1. 曽我部恵一『ラブレター』
2. スケルトンズ『カエルのうた』
3. ZAZEN BOYS『HIMITSU GIRL'S TOP SECRET』
4. Def Tech『Lokahi Lani』
5. Def Tech『Def Tech』
→6位以降はこちらから







