DCPRG同行取材を撮って出し!
〈70年代マイルスの再生〉という構想から脱却し、セカンド・ステージに上り詰めたDate Cource Pentagon Royal Garden。今年の夏はFUJI ROCK FESTIVAL、METAMORPHOSEに出演し、観客を大いに沸かせた。そんな彼らのセカンド・アルバム発売のタイミングに合わせて行われたbounce誌の取材にbounce.com編集部が同行してきました(9月2日)。
この日は、超多忙スケジュールをこなす菊地氏に合わせて深夜11時過ぎに取材スタート。DCPRGのメンバーであるゴセッキー氏、高井康生氏、そして首謀者菊地氏の3人に、インタビュアーとしてMOODMANを迎え、ゆる~い雰囲気のままインタビューは継続。アルバムの話からスタートしたはずが、いつの間にやら高井氏とMOODMANがかつて在籍していたという音楽研究集団(?)、京浜兄弟社の話、時代の流れに伴うオーディエンスの変化、さらには福田和也氏の戦争論に及ぶまで、淡々とした口調ながらもやたらと深い話が飛び出しまくってました。80~90年代の東京地下シーンの一部を築いてきた人たちによる回想を本人の口から聞くことができたのは、一介のリスナーとしてその時代を体験してきた筆者には特に感慨深いものが。インタビューは終電が過ぎた後も続き、終了したのは午前1時30分前。話の深さと眠気にクラクラきつつも、この濃密度のインタビューがどのような形で記事になるのか、今から非常に楽しみです。掲載されるのはbounce誌9月25日発行号。チェックお忘れなく!
bounce.comでは、9月に菊地成孔さんの連載を開始予定。そちらもお楽しみに!