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インタビュー

Superfly 『Beep!!/Sunshine Sunshine』

カテゴリ : .com FLASH!

掲載: 2011年03月02日 18:01

更新: 2011年03月02日 18:50

インタヴュー・文/内本順一

 

Superfly_特集カバー

 

王道でありながら新しいロック・チューン

 

昨年11月のことだが、Superflyはちょっと特別なバンドで東名阪のツアーを行った。バンド名はSuperfly&The Lemon Batsで、ライヴ・タイトルは〈Rock’N’ Roll Muncher〉。The Lemon Batsとは中村達也、八橋義幸、日向秀和(ストレイテナー)、蔦谷好位置、百々和宏(MO’SOME TONEBENDER)から成るスーパー・バンドで、その獰猛なグルーヴに身を任せて越智志帆はクリームやハートらのロック・クラシック・ナンバーをのびのびと歌ってみせたのだ。今回のニュー・シングル『Beep!!/Sunshine Sunshine』の初回盤には、特典DVDとしてそのツアー・ドキュメント、及びSuperflyのオリジナルから4曲のライヴ映像が付いてくる。ということで、まずはThe Lemon Batsとのライヴ体験について改めて話してもらおう。

「あれはもうなんというか、異常と言ってもいいような経験でしたね(笑)。自分たちで酔いしれながら、〈どーだ!〉ってお客さんに見せつけてる感じ。通常の自分のツアーだと、どのライヴも平均的にクォリティーの高いものを届けたいと思っているだけに頭で考えてコントロールするところもあるんですけど、The Lemon Batsは本能だけでやってる感じでした。逆に頭で考えてたらできないですね。衝動が先にくるというか。だから、バンドを始めた頃の気持ちに近いものを感じた。技術よりも、いい意味での粗さや気持ちの部分を大事にするミュージシャンばかりで、私の歌はそういうほうが合うなとも思ったし。あれを経験したことで、私の歌もずいぶん変わった気がするんですよ。自分でもわかるくらいに」。

こうした貴重なライヴ経験を経てリリースされる今回のシングルだが、上述のような話を先に持ってきたのは、両A面となる2曲のうちの“Beep!!”に早くもその成果が表れているのを感じるからだ。“Beep!!”はドライヴ感のある王道ロックンロール・チューンで、曲のあり方といい強気なモードといい、Superflyの代表曲のひとつである“Alright!!”に通じるもの。だがボトムの重量感は“Alright!!”の頃とはだいぶ異なっており、志帆のヴォーカルの迫力もグッと増している。〈もうこのくらい重くてうねりのある音じゃなきゃ乗りこなし甲斐がないの〉と言っているかのようだ。八橋義幸の弾くハード・ロックっぽいギター・ソロの煽りもまた、たまらない。

「新しいタイプのロック・チューンを作って歌いたいって気持ちが強いんですよ。新しいというか、ほかの人がいまはあまりやらないようなこと。こういうギター・ソロも最近あんまりないじゃないですか?  でも、“Free Planet”もそうですけど、こういうギター・ソロはライヴで盛り上げるときの大事なポイントになるし、最近は意識的に入れるようにしてるんです。で、この曲はSuperflyの王道と言えるタイプですけど、でも王道のなかにもいままでにないアプローチをどうにか入れたくて、そこはけっこう模索しましたね。例えば出だしのところ。始めはコード・リフだったんですけど、単音で聴かせるリフってそういえばいままでないなと思って、そこのアレンジを変えてもらって。そうした音作りには時間をかけつつ、歌入れは勢いを重視しました。どっか“マニフェスト”にも通じる強気な性格が出てる歌詞なので、姉御キャラを演じつつ(笑)、楽しんで歌いましたね」。

 

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