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インタビュー

INTERVIEW(3)――明るい感じにしようと

カテゴリ : .com FLASH!

掲載: 2010年09月29日 17:59

更新: 2010年09月29日 19:42

インタヴュー・文/大石 始

 

明るい感じにしようと

 

――“ANGEL ~ボクらの宝物~”は先ほど触れられていた、お子さんが生まれたことにインスパイアされて書いた曲ですよね。

「これは完全に親バカですね(笑)。この曲の場合、親に向けて歌うか子供に向けて歌うか考えた時、親の目線で歌おうと思って。それと、この曲を書き終わった頃、母親が子供2人を置き去りにして餓死させちゃった大阪の事件があって。ああいう事件の哀しさが親になると余計実感するんですよ。そういう意味でタイムリーな曲になったし、社会的なメッセージも込められたかなと思ってるんですけどね」

――“TWEET ME, TWEET YOU”はまさにTwitterをテーマにしてた曲で。

「これは……(Twitterが)流行ってたから書きました(笑)。この曲ほどアルバムのコンセプトと一切関係ない曲もないと思う(笑)。アルバムを作ってる頃にTwitterがめちゃくちゃ流行りだして、それでプロデューサーから〈Twitterの曲を書けば?〉って言われた、それだけの曲です」

――でも、レゲエってそういうコミュニケーション・ツールをテーマにした曲が昔から多いですよね。それこそ(バウンティ・キラーの)“Cellular Phone”とか。

「そうそう、そういうことなんですよ。その時流行ってたり共通の話題を歌にできたらおもしろいかなと思って。本当はスキットぐらいのつもりだったんですけど、トラックもいい感じにできてきたんで、思い切って入れちゃおうと。ま、この曲は笑って聴いてもらえればOKです(笑)」

――まさにタイトルどおりの“BIRTHDAY BASH”はセレクターには嬉しい1曲ですよね。

「これは完全にセレクター目線で作りました。REVOLUTION GANGっていう静岡のサウンドが持ってたトラックを前からもらってて、手を付けてなかったんですよ。で、ある時、REVOLUTION GANGのチャカくんとウチのプロデューサーのMASAMATIXXXが呑んでたらちょうど誰かの誕生日だったみたいで、いきなりオレに〈バースデイ・バッシュでいこう!〉って電話がかかってきて(笑)。元気でノリのいいトラックなんでメッセージに関してもいろいろ考えてたんですけど、バースデイ・バッシュっていうものすごいシンプルなテーマがきたので、それでやってみようと」

――この曲のようにMASAMATIXXXさんと話しながら作っていくことが多いんですか?

「アルバムに関してはほとんど話しながら作ってますね。彼はオレのことを客観的に見れるし、オレがいままでどういう曲を歌ってきたのかも全部知ってるんで……ただ、サクッとボツにされることもあるんですけどね(笑)。彼の存在は大きいですよ、結構頼っちゃってる部分もあるんで。ウチらにとっての背骨みたいな存在です」

――今回はトラックも明るいものが多いですよね。

「最初の段階から〈コンセプトは決まってないけど、明るい感じにしよう〉って決めてたんです。MASAMATIXXXから〈今回のMICKYは明るいほうがいいんじゃん?〉って提案されて、オレ自身もそういう方が得意なのもあって」

――でも、おもしろいですよね。それが最終的に『YELL』っていうコンセプトに収斂されていったわけですから。

「ちょっと怖いですよね(笑)。途中まで〈どうしよう、どうしよう〉って頭を抱えてたわけで。(アルバムが完成して)ホッとしました」

 

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