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インタビュー

この振り切れっぷりはモーターヘッド以上!

 こんなにも暴徒化したロックンロールは久しぶりだ。2004年のデビュー作が密かに話題を集めていたブレッツが、予想以上に成長して帰ってきた! 新作の音を表現するならば、〈もっとも尖っていた頃のモーターヘッド〉! とことんヘタウマで、荒々しくて、そして速い! ハスキーなヴォーカルも意図的ではなかろうがレミー・キルミスターに聴こえるし、リフで押しまくるギター・サウンドは驚くほどよく似ている。騙されたと思ってブレッツとモーターヘッドを聴き比べてみてほしい。なんら遜色のない音色に驚かされるはずだから。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年07月13日 23:00

ソース: 『bounce』 277号(2006/6/25)

文/山口 コージー