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インタビュー

これまでのエリーシャ

Her Name Is...cutting edge(1996)
T. Kura、2B3、ケイ・フィンガーズといった日英米のクリエイターを迎えたデビュー・アルバム。特にUKでも高い評価を得た“I May Be Single”“Say Yeah!”などT. Kuraのプロデュース曲は、黒人音楽が持つ臭味やウェットさを活かしつつ親しみやすさをも追求した逸品揃い。エリーシャのヴォーカルも新人とは思えぬほどの風格が漂う。

Elisha La'Vernecutting edge(1998)
キャラクターズ、ショーン・ホール、マーロン・マクレインらを制作陣に迎え、US産R&Bへ真っ向勝負した2作目。サムシン・フォー・ザ・ピープルのファジーとの共演など話題も多く、デビュー前のピンクも本名で参加していた。むろんT. Kura & Maestro-Tのコンビによる“I'm Not Dreaming”など日本制作曲も文句なし。

Change Your Waycutting edge(2000)
アコースティックな響きを押し出し、音も歌もグッとメロウに迫ったサード・アルバム。マーロン・マクレインら前作参加組に加え、鷺巣詩郎やツヨシ・タカヤナギら英米在住の日本人クリエイター、さらにビッグ・ジム・ライトやマーク・ネルソンとのコラボレートまで! 英の新鋭ロシェアによる“So Very Hot”も美味な仕上がり。

Greatest Hits & RemixesBrownsugar/cutting edge(2001)
ベスト曲集とリミックス作品集からなる2枚組のベスト・アルバム。ロシェア制作の新曲や、育ての親的存在でもあるマキシ・プリーストとの名曲カヴァー“Back Together Again”なども収録し、富家哲や屋敷豪太、フル・クルーらによるリミックスもまとめて聴けるのが嬉しい。どんな音でも変わることのないエリーシャ節に改めて感心。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2002年04月11日 15:00

更新: 2003年03月07日 19:06

ソース: 『bounce』 230号(2002/3/25)

文/林 剛