ジェフ・ポーカロの魂がここに！弟マイクによるトリビュート・ライヴが銀盤化

スティーヴ・ガッド、バーナード・パーディーら豪華ドラマーが登場！
デヴィッド・ペイチ、ボビー・キンボールらTOTO勢も参加！

　2002年3月、ドイツのコブレンツにある“ライン・モーゼル・ハウス”で行われた、世界中の有名なドラマーが集うドラム・フェスティヴァルにて、マイク・ポーカロ(b)がリーダーとなって行われた、今は亡きスーパー・ドラマー、ジェフ・ポーカロのトリビュート・ライヴがCD化！意外にもこれがポーカロ・ファミリーから登場した初めてのリーダー・アルバム。

日本先行発売
＆5曲入りのボーナス・ディスク付き！

　このライヴには、スティーヴ・ガッドが大半の曲でドラムをプレイ！ジェフ・ポーカロが叩いていた楽曲をガッドが演奏しているだけでも大注目ですが、L.A.のロック～フュージョン・シーンで人気のグレッグ・ビソネットも全面参加しガッドとのツイン・ドラムを聴かせてくれます。さらに、父親のジョー・ポーカロもTOTOの大ヒット曲「アフリカ」でドラムをプレイ。そして、ジョン・ロビンソン、バーナード・パーディーといった名手たちに加え、ジェフの甥っ子でライヴ当時は17歳だったチェイス・ダディも元気なビートを聴かせてくれる特別なステージがここに収録されています。

　他にドラマー以外での参加メンバーは、TOTOのヴォーカリスト＝ボビー・キンボール、グレン・ヒューズ、アレックス・リジャートウッドがヴォーカリストとして登場。キーボードは、ジェフ、マイクの弟でTOTOのメンバーでもあるスティーヴが、かつてジェフへのトリビュート作『トリビュート・トゥー・ジェフ』を発表しているデヴィッド・ガーフィールドと共にキーボードをプレイ。

　演奏曲目は、ジェフ・ポーカロにゆかりのある楽曲ばかり。TOTOの曲はもちろん、ジェフの代表的なセッション・チューンである、ボズ・スキャッグス「ロウダウン」、マイケル・ジャクソン「ヒューマン・ネイチャー」、ジェフが若かりし頃に好み、影響を受けたR＆Bやジャズのナンバーも登場。

　そして注目すべきは、本作は単なるライヴCDではなく“リミックス・ライヴ・アルバム”であること。このライヴには参加できなかったデヴィッド・ペイチが「アフリカ」でキーボードとコーラスをダビング、さらにTOTOの三代目ヴォーカリスト、ジョセフ・ウィリアムスもコーラスを担当し、臨場感のあるライヴ音源に、TOTOの血が注がれ、ジェフ・ポーカロのトリビュートとして相応しい内容となりました！

★参加メンバー★
ベース：マイク・ポーカロ
ドラムス：スティーヴ・ガッド、ジョン・ロビンソン、グレッグ・ビソネット、バーナード・パーディー、チェイス・ダディ、ジョー・ポーカロ
ヴォーカル：ボビー・キンボール、グレン・ヒューズ、アレックス・リジャートウッド
アディショナル・ヴォーカル：ジョセフ・ウィリアムス、デヴィッド・ペイチ、フィル・ペリー
キーボード：スティーヴ・ポーカロ、デヴィッド・ガーフィールド
アディショナル・キーボード：デヴィッド・ペイチ
ギター：マイク・オニール
アディショナル・ギター：ダグ・ボッシ
パーカッション：レニー・カストロ
サックス：ラリー・クライマス
トランペット：モーシュ

★収録曲★
【ディスク1】
1.マニック・デプレッション （ジェフが敬愛したジミ・ヘンドリックスのナンバー）
2.ロザーナ（TOTO、1982年の大ヒット。全米2位）
3.イングリッシュ・アイズ（TOTOの3作目『ターン・バック』(1981年)収録曲）
4.ジョージー・ポージー（TOTOのデビュー作『宇宙の騎士』(1978年)収録の人気曲）
5.ロウダウン（ジェフがプレイしたボズ・スキャッグス1976年の大ヒット。全米3位）
6.Eマイナー・シャッフル（デヴィッド・ペイチの曲。途中にジェフがプレイしたスティーリー・ダン「ブラック・フライデー」のリフを挿入）
7.アフリカ（TOTOの1983年の全米No.1ソング）
8.ヒューマン・ネイチャー（スティーヴ・ポーカロが作曲したマイケル・ジャクソンのヒット曲）
9.ストレート・ノー・チェイサー（ジャズ・ピアニスト、セロニアス・モンクの名曲）
10.レッツ・ステイ・トゥゲザー（アル・グリーン1972年の全米No.1ヒット）

【ディスク2】
1.スタッフィー（デヴィッド・ガーフィールドが『トリビュート・トゥ・ジェフ』用に書いた小曲）
2.ジェフズ・ストラット（父親ジョー・ポーカロによるオリジナル）
3.バビロン・シスターズ（スティーリー・ダンの曲。アルバム『ガウチョ』(1980年)収録）
4.ビッグ・ボーン（ジェフ・ポーカロがデヴィッド・ガーフィールドと作曲。1989年にロス・ロボトミーズで発表）
5.コルビット・ヴァン・ブロウワー（デヴィッド・ガーフィールドのオリジナル。カリズマが1983年に発表）