オリヴァー・シュニーダー・トリオ、ユリア・フィッシャー、ニルス・メンケマイヤー 『ショスタコーヴィチ：ピアノ三重奏曲第1番＆第2番、ピアノ五重奏曲』 2025年10月下旬発売

ユリア・フィッシャー参加のピアノ五重奏曲を収録！
ショスタコーヴィチ没後50年を記念した室内楽の名品集

輸入盤CD

輸入盤LP（2枚組）

■作品詳細

20世紀を代表する偉大な作曲家、ドミートリー・ショスタコーヴィチの没後50年を記念したアルバム。ソビエト連邦の激動と深く結びつき、内なる芸術的表現と外部への順応、個人的悲劇と公的責任の狭間で揺れ動く人生を映し出した作品の数々は人々に大きな影響を与え続けています。
ピアノ三重奏曲第1番は学生時代のわずか17歳の時に作曲された単一楽章の作品。後期ロマン派の語法でラフマニノフやスクリャービンの影響を受けつつも、形成されつつある独自の作風を垣間見せます。いっぽうピアノ三重奏曲第2番は38歳の時の作品で、ユダヤ民謡風の終楽章がユダヤ人虐殺を暗示し、暴力と死に対する痛烈な皮肉が込められています。
ピアノ五重奏曲は大成功を収めた交響曲第5番の後に書かれ、こちらも大いに絶賛されスターリン賞を獲得した名曲。がっしりした構成力と透明な抒情をはらんだ音楽性がみごとに両立しています。なんとユリア・フィッシャー、ニルス・メンケマイヤーをゲストに迎えた豪華編成であることも見逃せません。
（PROSPERO CLASSICAL）

■収録曲

ショスタコーヴィチ：
1-5. ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57
6. ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調 Op.8
7-10. ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 Op.67

【演奏】
オリヴァー・シュニーダー・トリオ
アンドレアス・ヤンケ（ヴァイオリン）
ベンジャミン・ニフェネガー（ヴィオラ）
オリヴァー・シュニーダー（ピアノ）

ユリア・フィッシャー（ヴァイオリン）
ニルス・メンケマイヤー（ヴィオラ）

【録音】
2020年9月12日 グリューンヴァルト、ドイツ（五重奏曲）
2020年6月14-15日 ベルムント、スイス（三重奏曲）

収録時間：76分52秒