アントン・ナヌート&リュブリャナ放送交響楽団『ブルックナー: 交響曲第8番(ノーヴァク版)』MQA-CD 2025年8月下旬発売

巨匠アントン・ナヌート ユーゴスラヴィア時代のブル8
MQA-CD
ユーゴスラヴィア解体期に多数発売された廉価盤CDの表記の混乱が凄まじかったために実態不明とも怪しまれたアントン・ナヌット。実際はユーゴスラヴィア、スロヴェニアを代表する大指揮者であり、スロヴェニアフィル、リュブリャーナ放送響の首席指揮者を長く務めました。リュブリャーナはマーラー自身が最初の歌劇場のポストを得た街であり、文化的にはオーストリア・ハンガリー帝国の一翼の重要な文化都市。ナヌットは早めのテンポを採用し、極端な変化を封じながらも明快なドラマを構築。80分近い大曲を一気呵成に聞かせてくれます。高音質MQACDでの発売です。MQAとはボブ・スチュワートが開発した"音楽の折り紙"と称する独自の手法で、ハイレゾ音源を少ない容量で収められることが大きな特徴。デジタルオーディオの時間軸での"音のボケ"を低減されます。通常CDプレイヤーによる再生でも抜けの良さは如実です。よく誤解される点ですがオリジナルが44.khzだとしてもMQAマスター制作時の作業によって上記の特色が生かされます。DIGITAL CONCERTO社からのライセンス。デジタル録音。24bit/96khzマスタリング。
(ミューズ貿易)
【曲目】
ブルックナー:交響曲第8番(ノーヴァク版)
1988年スタジオ録音
[15:30][14:24][25:27][20:31]
【演奏】
アントン・ナヌット指揮
リュブリャナ放送響
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ANTON BRUCKNER
掲載: 2025年08月27日 00:00