注目アイテム詳細

『ロベール・カサドシュ - パリ・ライヴ 1966 & 1967』2025年9月30日発売~皇帝&モーツァルト27番ステレオ・ライヴ!

カサドシュ

絶品カサドシュ「皇帝」・モーツァルト27番シャンゼリゼ劇場ステレオ・ライヴ
なんと伴奏はヴィスコンティ映画の音楽といえばこの人フランコ・マンニーノと北欧の巨匠エールリンク!音質大変良好!


輸入盤CD(日本プレス)


放送局のマスターテープからのCD化で定評あるスペクトラムレーベルからまたも大注目の一枚が!66年と67年にパリ・シャンゼリゼ劇場でのフランス国立放送ステレオ収録によるカサドシュ得意の2大協奏曲。伴奏は緊張感あふれしかも堂々たる風格の巨匠エールリンクとヴィスコンティ映画といえばこの人マンニーノが歌ごころと品格のあるモーツァルトを奏でており聴きものです。何よりもカサドシュ(大阪フェルティバル公演の際のインタビューにて―私の本当の名前の読み方はカサドシュスです―と語っておりました)が絶品でベートーヴェンの粋、モーツァルト2楽章での気品ある哀感はちょっと類がありません。カサドシュは1899年パリで生まれ地元パリ音楽院にてリュシアン・カペー(カペー四重奏団)にも学びました、カサドシュ家でカペー四重奏団がリハーサルをしていた恵まれた音楽環境で1922年にはラヴェルと共同でラヴェル自身演奏のピアノロールの制作もしております。マンニーノは1924年パレルモで生まれ、映画監督ルキノ・ヴィスコンティの義弟でもあり多くのヴィスコンティ作品の音楽を担当いたしました。1918年マルメ生まれのエールリンクは初のシベリウス交響曲全集の録音者として高名なスウェーデンの巨匠。ストラヴィンスキーとシベリウスとの交流も有名で師匠ベーム譲りの妥協のない厳しい音楽づくりでも恐れられておりました。奇しくもマンニーノとエールリンクは2005年2月に亡くなりました。
(SPECTRUM SOUND)

【曲目】
(1) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 変ホ長調 Op.73
(2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第27 変ロ長調K.595

【演奏】
ロベール・カサドシュ(ピアノ)
シクステン・エールリンク(指揮・ベートーヴェン)
フランコ・マンニーノ(指揮・モーツァルト)
フランス国立放送管弦楽団

【録音】
(1)1967年3月23日
(2)1966年6月14日
パリ、シャンゼリゼ劇場(フランス国立放送収録)

収録時間:70分27秒
ステレオ録音
初出音源
日本プレス


カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020

掲載: 2025年07月17日 18:00

更新: 2025年09月30日 00:00