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世界初SACD化!ベーム&ドレスデン/R.シュトラウス:楽劇『ばらの騎士』全曲

ベームの「ばらの騎士」

【参考画像】初出LPレコードのアートワーク

【初回生産限定盤】【SA-CD~SHM仕様】【2chステレオ・シングルレイヤー】【グリーン・コート・レーベル】

カール・ベーム(1894~1981)は1931~34年のハンブルク国立歌劇場音楽監督時代に大作曲家リヒャルト・シュトラウス(1864~1949)との親交が始まります。ベームにとってシュトラウスは、若き日に生地グラーツの歌劇場での『ばらの騎士』のリハーサルに参加して以来の偶像で、「最後の偉大な巨匠」と尊敬していました。シュトラウスもベームの音楽性に篤い信頼を寄せ、亡くなるまでの15年間深い親交を結び、ベームのことを自分の「芸術的遺産」と呼びました。ベームが1934年にドレスデン国立歌劇場の総監督に就任すると、シュトラウスは1935年の『無口な女』の世界初演をベームに託しました。さらに1938年には『ダフネ』をベームに献呈し、やはり世界初演を託しました。シュトラウスは自らの写真の裏に「私の親愛なる友人、後継者に」と書き込み、ベームに贈りました。シュトラウスの没後も、ベームはシュトラウスへの恩義に応えるべく、世界各地でシュトラウス作品の上演、指揮を行いました。ベームの生涯最後の録音(映像収録)がシュトラウスの『エレクトラ』であり、死の直前までその仕事に取組み、執念をもって完成させたことは良く知られています。

今回世界初SACD化される『ばらの騎士』は、上述したようにベームが初めて接し、魅了されたシュトラウス作品であり、かつオーケストラがこのオペラを1911年1月26日に初演したドレスデン国立歌劇場でもあるという、記念碑的な録音です。2019年のベーム生誕125年、シュトラウス没後70年を飾るに相応しいリリースと言えるでしょう。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

ベームとシュトラウス
【参考写真】1935年『無口な女』世界初演時のリハーサル風景
左:技術監督とベーム、右:マリア・チェボタリとシュトラウス

2019年に生誕125周年を迎えるオーストリアの巨匠指揮者カール・ベーム。日本には1963年ベルリン・ドイツ・オペラと共に初来日、その後はウィーン・フィルやウィーン国立歌劇場と共にたびたび来日し、特に1975年のウィーン・フィルとの来日公演は今もなお伝説的なコンサートとして事あるごとにクラシック専門誌等で取り上げられています。カラヤンと並び、日本人に最も愛された指揮者ベームとシュターツカペレ・ドレスデンにによるリヒャルト・シュトラウスの傑作オペラ《ばらの騎士》を初めてSA-CD化します。
(ユニバーサルミュージック)

独Emil Berliner StudiosでDGのオリジナル・マスターから2019年制作のDSDマスターを使用/限定盤/初SA-CD化/SHM-SACD

【曲目】
R.シュトラウス:歌劇《ばらの騎士》
【演奏】
マリアンネ・シェヒ(ソプラノ)
クルト・ベーメ(バス)
イルムガルト・ゼーフリート(メッゾ・ソプラノ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 他
シュターツカペレ・ドレスデン
指揮:カール・ベーム
【録音】
1958年12月 ドレスデン、ルカ教会

ベームとシュトラウス

【参考写真】カール・ベームと寛ぐリヒャルト・シュトラウス

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDシングルレイヤー(クラシック)

掲載: 2019年01月17日 00:00

更新: 2019年02月20日 00:00