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ベンクト・フォシュベリと「仲間たち」によるカトワール、フリードマンの美しきピアノ五重奏曲集!(SACDハイブリッド)

カトワール、フリードマン

2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロの「古典的」弦楽四重奏とピアノ組み合わせによる五重奏は、ボッケリーニの作品の後、19世紀になってロベルト・シューマン、ブラームス、フランク、ドヴォルジャーク、フォーレたちによるインスピレーション豊かな作品が作られました。
ベンクト・フォシュベリと「仲間たち」のアルバムでは、ポスト=ロマンティシズムとモダニズムの間に書かれた、あまり知られていない2曲のピアノ五重奏曲が演奏されます。

ゲオルギー・ルヴォヴィチ・カトワール(1861-1926)は、フランスの家系に生まれたロシアの作曲家です。モスクワ音楽院でカール・クリントヴォルトにピアノを学び、ドイツに留学。帰国して数年後、モスクワから離れた田舎に移り、1916年にモスクワ音楽院の教授に任命されるまで、タネーエフやアレンスキーたちと会う以外は、作曲の研究と創作に専念したといわれます。
《ピアノ五重奏曲 ト短調》は、1921年に出版された作品です。アレグロ・モデラート、アンダンテ、アレグロ・コン・スピリト・エ・カプリッチョーゾの3楽章。独創的な和声とリズム構造、哀愁にみちた雰囲気のため、カトワールの作品の中でもっとも際立った魅力をもつ作品とされています。

ポーランド生まれのイグナツィ・フリードマン(1882-1948)は、作曲家としてよりも20世紀を代表するピアニストのひとりとして知られます。
《ピアノ五重奏曲 ハ短調》は、1918年に書かれた作品です。第一次世界大戦が影を落としたともいわれる厳粛な気分の第1楽章、主題と個性的な6つの変奏の第2楽章、ポーランド民謡を主題にした第3楽章〈エピローグ〉。ロマンティックあるいはサロン・スタイルのピアノ曲や歌曲の多い彼の作品の中で最良の音楽とみなされている作品です。

BISレーベルへの多くの録音で知られるヴァイオリニスト、王立スウェーデン音楽アカデミー会員のニルス=エーリク・スパルフ、スウェーデン放送交響楽団のメンバーの者ウルフ・フォシュベリ、アルバム『美しい人よ目覚めよ』(BISSA-2181)のエレン・ニスベト、グリーグとグレインジャーとカール・ニルセン(BISSA-2120)とフォーレ(BISSA-2220)を録音したアンドレーアス・ブランテリード。フォシュベリと室内楽を楽しんでいる仲間たちによるアンサンブル。
(キングインターナショナル)
【曲目】
1.ゲオルギー・ルヴォヴィチ・カトワール(1861–1926):
ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.28(1914)

2.イグナツィ・フリードマン(1882–1948):
ピアノ五重奏曲 ハ短調(1918)

【演奏】
ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
ニルス=エーリク・スパルフ(第1 ヴァイオリン)
ウルフ・フォシュベリ(第2 ヴァイオリン)
エレン・ニスベト(ヴィオラ)
アンドレーアス・ブランテリード(チェロ)

【録音】
2017年1月、アルヘルゴナ教会(万聖人教会)(ストックホルム)[セッション録音]
制作・録音:マリオン・シュヴェーベル

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2018年12月18日 00:00