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日本の「能」を題材としたオペラ!カイヤ・サーリアホの歌劇“オンリー・ザ・サウンド・リメインズ”


サーリアホ


ジャルスキーのために書かれた、日本の「能」を題材としたオペラ!

フィンランドの現代音楽の作曲家、カイヤ・サーリアホの新作オペラ。日本の能の「経政」と「羽衣」を題材としたもので、カウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーのために書かれた作品です。歌手は2人のみで、4人の合唱と数人の器楽アンサンブル、電子楽器のために書かれています。琵琶はフィンランドのツィターのようなカンテレという楽器を、笛の代わりにフルートを、そして多くの擬音打楽器類が使用されており、日本的な音の世界を表現しています。

「経政」の筋書きは、「戦いに敗れた武士が亡霊となって現れ、戦いの様子を語り、僧に後生を弔い成仏させて欲しいと頼んで消える」というもの。「羽衣」は昔話でもおなじみのもので、「漁師がある日、三保の松原で美しい衣を見つけるが、それは天人の羽衣であった。返してくれと言う天人に、「天人の舞楽」を舞うことを条件に衣を返す。やがて衣を身にまとった天人は、富士山を背に、緑美しい三保の松原で天女の舞を舞っていたが、やがて夕日が富士山を紅色に染める頃、天上界へと帰っていく」というもの。若干話の内容は変更されていますが、音楽はミステリアスで、モダンでも耳に心地よく、美しいものです。巨匠ピーター・セラーズの演出が担当し、「第2部」での天女役は踊りを踊る天女と歌う天使が別になっており、ダンサーは美しい動きで踊られます。
この映像は、2016年3月にオランダ国立オペラで初演された時のもので、「エレクトロニクスとアコースティックサウンドの微妙で洗練されたブレンドは、官能的で想像力豊かなもの。バリトンとカウンターテナーは超自然体で表現。精神的なメッセージを伝えるために、完璧な誠実さと堅固な舞台設備を備えられ、細心の注意を払って上演された傑作」「ジャルスキーの驚異的な自由と表現力!彼は芸術的なバロック様式の歌手として名声を得ましたが、ここでは彼は非常に多くの要素が発揮された名唱」と高い評価を得たものです。
(ワーナーミュージック)
【曲目】
カイヤ・サーリアホ:
歌劇『オンリー・ザ・サウンド・リメインズ』(2つの能による)

[第1部:Always Strong(経政)、第2部:Feather Mantle(羽衣)]
【演奏】
[第1部]
フィリップ・ジャルスキー(亡霊)
ダヴォン・タインズ(僧)
[第2部]
フィリップ・ジャルスキー(天女)
ダヴォン・タインズ(漁師)

アンドレ・デ・リッダー(指揮)
オランダ国立オペラ管弦楽団メンバー

Christophe Lebreton(Computer music design)
David Poissonnier(Sound projection)
【演出】
ピーター・セラーズ
【収録】
2016年3月、アムステルダム、オランダ国立オペラでのライヴ
【歌唱】英語
【収録時間】106分
【字幕】フランス語、英語、ドイツ語、イタリア語、ドイツ語
【音声】Stereo LPCM 2.0 / Dolby Digital 5.1
【映像】16:9 NTSC  All regions

【ブルーレイ仕様】

【DVD仕様】

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年09月29日 00:00