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〈タワレコ限定〉モーツァルト生誕260年に復活!ウーブラドゥ監修による歴史的名盤『パリのモーツァルト』(4枚組)

カテゴリ : タワー限定 ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2016年09月23日 16:00

パリのモーツァルト

モーツァルト生誕200年を記念して1956年にフランス・パテ社よりLPレコード7枚組でリリースされた《パリのモーツァルト》が、Warner Koreaよりオリジナル・ジャケット・デザインで復活します。モーツァルトが3度に渡るパリ滞在時に作曲した作品をフランスの奏者のみで収録したユニークな企画で、モノラルながら録音は今もって美しく、レコード史上に残る名盤として知られています。

企画、選曲、演奏、録音、装丁の5つが揃ったオリジナルLPレコードの豪華BOXセットはすぐに廃盤となったため、現在では世界でも有数のコレクターズ・アイテムとして知られています。CD化も遅れ、2000年3月に日本の東芝EMIがようやくCD7枚で世界初CD化(TOCE-11472~78[分売])しましたが、現在は再び廃盤となっています。今回、モーツァルト生誕260年の記念年に、原盤を保有するWarnerの正規音源から復刻される今回のセットは、時宜にかなったものと言えるでしょう。

このセットを監修したのはフランスのバソン奏者で、1939年に自らの名を冠した室内楽団を設立し、バロック~古典派演奏においてパイヤール、オーリアコンブ、ケンツらの先駆けとなったフェルナン・ウーブラドゥ(1903~1986)です。彼は同時に母校パリ音楽院の室内楽科の教授も務め、その門下からはピエール・ピエルロやジャック・ランスロなど管楽器の名手を多数輩出しました。このセットでも、ピエルロやランスロだけでなく、ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の楽長を務めたフルート奏者、フランソワ=ジュリアン・ブランを始めとするフランスの管の名手をズラリと揃え、単に技術的な妙技を披露するだけではなく、フランス風の洗練されたセンスや、仲間が集った愉悦的なアンサンブルを堪能させてくれます。

ピアノ曲やヴァイオリン・ソナタでも、当時のフランスを代表する名手たちが1~2曲ずつを披露する、といった贅沢な人選がなされています。例えばピアノ・ソナタは第8番をラザール・レヴィ、第10番をアリーヌ・ヴァン・バレンツェン、第11番をマルセル・シャンピを受け持ち、変奏曲では「キラキラ星」をサンソン・フランソワ(!)、「美しいフランソワーズ」をジャン・ドワイアン、「眠れるリゾン」をジャンヌ=マリー・ダルレが受け持ちます。ヴァイオリン・ソナタも初期作品をジャック・デュモン、K.304をローラン・シャルミー、K.306をルネ・ベネデッティがそれぞれ務め、ピアノはラヴェルの弟子として名高いヴラド・ペルルミュテールが全て務めるという豪華さです。パリを拠点として指揮活動、教育活動を行ったウーブラドゥならではのアーティスト起用と言えるでしょう。

今回のWarner Korea盤は2000年4月にリリースされたフランスEMIによる復刻盤に倣ってCD4枚に収録しています。そのため、フランスEMI盤と同様に、収録時間の都合で“フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調K.315”が割愛されています。現在、同録音は『フランソワ=ジュリアン・ブランの至芸』というタイトルの日本盤(GD-2038)で入手可能ですので、コンプリートを目指す方にはこちらのディスクも併せてお勧めいたします。
(タワーレコード)

【収録曲目】
※曲目表記の後の()内は演奏時間を表します

Compact Disc 1  77分51秒
1 クラヴサンとヴァイオリンのための協奏曲ニ長調K.追加56 (315f)(3.50)
2-5 ヴァイオリン・ソナタ ハ長調K.6(9.30)
6-8 ヴァイオリン・ソナタ ニ長調K.7(8.55)
9-11 ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調K.8(8.17)
12-14 ヴァイオリン・ソナタ ト長調K.9(11.31)
15 キリエ ヘ長調K.33(2.37)
16-18 協奏交響曲 (管楽器のための)変ホ長調K.297b(32.17)

(1,15-18)フェルナン・ウーブラドゥ指揮 フェルナン・ウーブラドゥ室内楽団
(1-14)ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(HC) ジャック・デュモン(VN)
(15)ジャクリーヌ・セリエ(S) ソランジュ・ミッシェル(A) ジャン・ジロドー(T) ミッシェル・ルー(BS)
(16-18)ピエール・ピエルロ(OB) ジャック・ランスロ(CL) ピエール・デル・ヴェスコーヴォ(HR) ポール・オンニュ(FG)

Compact Disc 2 73分37秒
1-2 大序曲変ロ長調K.311a(8.07)
3-5 フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299(30.47)
6-9 交響曲第31番ニ長調K.297「パリ」 (4楽章版)(23.06)
10-11 演奏会用アリア「テッサリアの人々」K.316(11.01)

フェルナン・ウーブラドゥ指揮 フェルナン・ウーブラドゥ室内楽団
(3-5)フランソワ=ジュリアン・ブラン(FL) リリー・ラスキーヌ(HP)
(10-11)アニック・シモン(S)

Compact Disc 3 77分08秒
1-14 レ・プティ・リアンK.追加1-10(K.299b)(19.09)
15-16 弦楽四重奏曲イ長調K.Anh.212(10.31)
17 12の変奏曲K.265「ああ、私はあなたをママと呼ぶでしょう」による (キラキラ星変奏曲)(6.59)
18-20 ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調K.306(17.23)
21-23 ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310(13.27)
24 12の変奏曲K.353「美しいフランソワーズ」による(9.03)

(1-14)フェルナン・ウーブラドゥ指揮 フェルナン・ウーブラドゥ室内楽団
(15-16)パスカル弦楽四重奏団
(17)サンソン・フランソワ(P)
(18-20)ルネ・ベネデッティ(VN) ヴラド・ペルルミュテール(P)
(21-23)ラザール・レヴィ(P)
(24)ジャン・ドワイアン(P)

Compact Disc 4 79分36秒
1 9つの変奏曲K.264「眠れるリゾン」による(12.05)
2 「カプリチオ」 (前奏曲)ハ長調K.395(4.07)
3-4 ヴァイオリン・ソナタ ホ短調K.304(10.03)
5-7 ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330(13.16)
8-10 ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331(12.53)
11 12の変奏曲変ホ長調K.354「わたしはランドール」による(12.53)
12-14 ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K.332(13.33)

(1-2)ジャンヌ=マリー・ダルレ(P)
(3-4)ローラン・シャルミー(VN)ヴラド・ペルルミュテール(P)
(5-7)アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(P)
(8-10)マルセル・シャンピ(P)
(11)リュセット・デカーヴ(P)
(12-14)ジョゼフ・ペンヴェヌティ(P)
 
以上、1955年7~12月、パリでの録音