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イザベル・ファウスト SACDシリーズ(GREAT CONCERTOS第2弾発売)限定盤

イザベル・ファウストSACDシリーズ第2弾
並外れたテクニックと洗練された音楽性で非常に高い評価を獲得し、その活躍ぶりが目覚ましいヴァイオリニスト、イザベル・ファウスト。
2013年秋に発売されたSACDシングルレイヤー盤「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲」と「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集」は、彼女の卓越した技術と音楽性はもちろん、ハルモニア・ムンディ・フランスの録音の質の高さ、及び角田郁雄氏が行ったSACD化に際しての技術監修も話題となり、音楽愛好者のみならずオーディオ愛好者の間でも高い評判を得ました。
今回は、そうしたファンからも要望の高かった協奏曲録音をSACDシングルレイヤー盤として発売することになりました。7月にリリースされた第1弾発売の3タイトルも好評をいただいており、この度やっと第2弾発売をご案内いたします。「GREAT CONCERTOS シリーズ」もベルリンのテルデックス・スタジオから提供されたマスター音源を角田郁雄氏技術監修のもと、キング関口台スタジオでDSDマスタリングを行いました。
(キング・インターナショナル)

【主な使用機材】
D/Aコンバーター:dCS954
A/Dコンバーター:dCS904
DAW:SADiE DSD8
クロック・ジェネレーター:Antelope Audio Trinity
高精度10MHzクロック:スフォルツァート、PMC-01BVA
インターコネクトケーブル:NORDOST Valhalla2

Isabelle Faust-GREAT CONCERTOS Vol.4
ベーラ・バルトーク(1881-1945):
ヴァイオリン協奏曲 第1番 Sz.36(遺作)
ヴァイオリン協奏曲 第2番 Sz.112
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス 1704年製「スリーピング・ビューティ」)
スウェーデン放送交響楽団
ダニエル・ハーディング(指揮)
録音:2012年4月/ベルワルドホール(ストックホルム)

バルトークは、ファウストがデビュー盤で取り上げた作曲家。彼女の魅力が炸裂する作曲家の一人です。第1番は、バルトークが26歳の頃に書かれたもの。当時熱い思いを寄せた女性ヴァイオリニスト、シュテフィ・ゲイエルに献呈されましたが、一度も演奏されないままに、彼女もバルトークの死後10年ほどでこの世を去ってしまい、ふたりの死後しばらくしてからこの作品の存在が知られることとなった遺作です。ファウストはこの録音にあたり、草稿など様々な資料にあたり、バルトーク自身による書きこみなどを発見。バルトークの思いを可能な限り汲んだ力演を聴かせています。冒頭の長七の和音を静かに上行する4つの音からなる音型は、シュテフィ・ゲイエルをあらわすモティーフ。ファウストが奏でる内省的な音色から、一気に世界に引き込まれます。第2番はバルトークの中期、最も創作的に充実していた時期に書かれたもの。ハンガリー民謡的な旋律、抒情的な旋律、五音音階から十二音技法、さらには四分音まであらわれる、多種多様の素材が見事に融合・構築され、高度の集中を要求するこの作品には、バルトークのすべてが詰まっているといっても過言ではないでしょう。なお、ライナノートはファウスト自身の筆によるもので、作品の背景やファウストが発見した事実などが述べられており、実に興味深い内容となっています(日本語訳掲載)。

Isabelle Faust - GREAT CONCERTOS Vol.5
ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959):
ヴァイオリン協奏曲 第2番 H.293
弦楽セレナード 第2番 H.216
トッカータと2つのカンツォーナ H.311(ピアノと弦楽合奏のための)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)
プラハ・フィルハーモニア
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
録音:2006年6月/ルドルフィヌム(プラハ)

東欧諸国からパリに集まった作曲家のグループ「エコール・ド・パリ」のメンバー中、もっとも演奏・録音に恵まれているチェコ出身のボフスラフ・マルティヌー。何とイザベル・ファウストの演奏で協奏曲が登場です。それも急進的な傾向の強い第1番でなく、かのエルマンに捧げられた叙情的な第2番を取り上げています。マルティヌーの作品の中でもとりわけ美しい旋律にあふれ、平和で田園的な世界が続きます。ファウストの美音も冴え、ビエロフラーヴェクのボヘミア的濃厚な伴奏も絶品。マルティヌー観の変わるアルバムと申せましょう。もうひとつの注目は、ピアノの協奏的作品「トッカータと2つのカンツォーナ」の独奏をセドリック・ティベルギアンが務めていること。明るい喜悦性に富んだ曲で、あまり知られていない曲ですが、存分に楽しめます。

Isabelle Faust - GREAT CONCERTOS Vol.6
アントニーン・ドヴォルザーク(1841-1904):
ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
プラハ・フィルハーモニア
録音:2003年9月/ルドルフィヌム(プラハ)
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調 Op.65
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
録音:2003年12月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)

イザベル・ファウストのドヴォルザーク。有名な協奏曲に加え、ピアノ三重奏曲もジャン=ギアン・ケラス、アレクサンドル・メルニコフの今では定番となった共演者と収録しています。イザベル・ファウストのドヴォルザークは、細やかな感性を十分に読みきった演奏で常に透明感を失わず、詩情を大事にした音楽が爽やかな後味を残してくれます。ビエロフラーヴェクの好サポートも楽曲の本質をあぶりだしています。一転して渋い作風のピアノ三重奏曲では、ファウスト、ケラス、メルニコフの3人がしっかりとタッグを組み、お互いの音楽性を尊重しながらも、個性を出した名演となっております。

第1弾 絶賛発売中 ※限定盤につきお早めにお求めください

Isabelle Faust-GREAT CONCERTOS Vol.1
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.77
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
マーラー・チェンバー・オーケストラ
ダニエル・ハーディング(指揮)
録音:2010年2月/ソシエダ・フィラルモニカ(ビルバオ)
ブラームス:弦楽六重奏曲第2番ト長調op.36
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
ユリア=マリア・クレッツ(ヴァイオリン)
ステファン・フェーラント、ポーリーヌ・ザクセ(ヴィオラ)
クリストフ・リヒター、シェニア・ヤンコヴィチ(チェロ)
録音:2010年9月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)

ダニエル・ハーディング指揮、マーラー・チェンバー・オーケストラとの共演によるブラームスのヴァイオリン協奏曲。冒頭のヴァイオリン・ソロにまず耳を奪われます。その後もファウストの繊細かつ芯のある美音が冴え渡ります。なお、ファウストは、ブゾーニのカデンツァを採用。「表情豊かで、作品への畏敬の念に満ち、構造的には単純ながらオリジナリティに溢れ、ブラームスらしさを保ちつつも、ヴァイオリニストの技量の見せどころもちりばめられている」とファウスト自身が熱く語っています。カップリングの弦楽六重奏曲は、繊細な冒頭から見事なアンサンブル。マーラー・チェンバーの若手奏者のほか、ナヴァラやフルニエに師事したクリストフ・リヒターなど世代を超えたメンバーによる演奏で、親密でロマンティックな名曲をたっぷりと聴かせます。

Isabelle Faust-GREAT CONCERTOS Vol.2
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.61
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
プラハ・フィルハーモニア
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
【録音】2006年4月/ルドルフィヌム(プラハ)
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調0p.47「クロイツェル」
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
録音:2006年5月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)

ベートーヴェンの2大ヴァイオリン名曲を収録した1枚。その格調の高さ、たおやかな美しさ、楽曲のスケールとすべての条件を満たして、王座に君臨するベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。ファウストは麗しい音色で歌い上げ、特に第2楽章では幸福感に満ちた演奏で聴かせています。一方10曲あるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの最高峰「クロイツェル」。メルニコフとの熱く激しい掛け合いが、いまにも火花が飛び散るかのような熱演を披露しています。この演奏は「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集」にも収録されている同一音源です。

Isabelle Faust-GREAT CONCERTOS Vol.3
ジョリヴェ:ヴァイオリン協奏曲
ショーソン:詩曲op.25
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
ベルリン・ドイツ交響楽団
マルコ・レトーニャ(指揮)
録音:2005年12月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)

ショーソン生誕150年、ジョリヴェ生誕100年というアニバーサリー・イヤーである2005年に録音されたアルバム。ジョリヴェのヴァイオリン協奏曲は、オーケストラ、ヴァイオリンの両者にものすごいエネルギーと技巧を要求する難曲。ファウストは、このマグマのような熱い作品に、自身のもつしなやかさ、強さ、そして優しさ、すべてのパワーを全開にして立ち向かっています。エネルギーと叙情の核融合的作曲家、ジョリヴェのヴァイオリン協奏曲の決定盤といってもよい名演奏の誕生です。続くショーソンの「詩曲」は、ただならぬ雰囲気を持つオケの前奏から入り、絶妙な間の取り方でファウストのヴァイオリンのソロが奏でられる瞬間など、背中がゾクゾクするような美しさです。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : SACDシングルレイヤー(クラシック) 高音質(クラシック)

掲載: 2015年08月06日 19:30